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継続事業による2009年第3四半期の営業利益は1億3,900万ユーロで、第2四半期の営業利益(5,800万ユーロ)の倍以上を記録
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ニュートリション部門の堅調な成長を背景に、ライフサイエンス事業の業績は好調に推移
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マテリアルサイエンス事業は引き続き力強い回復基調
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コスト削減と経営効率化は、2010年までに年間1億5,000万~2億ユーロ達成に向けて順調に推移
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事業活動によるキャッシュフローは再び非常に強固に(第3四半期、5億1,700万ユーロ)
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2009年度の見通し - 第4四半期の営業利益は第3四半期を下回るものの、前年同期比を上回る予測
今回の業績発表にあたり、DSM取締役会長のフェイケ・シーベスマ(Feike Sijbesma)は次のように述べています。「ニュートリション部門の継続的な回復とマテリアルサイエンス事業の一層の業績改善を受けて、2009年第3四半期の業績は堅調に改善しました。コスト削減に向けた早期の行動、キャッシュへの焦点、さらにイノベーションと中国市場に対するコミットメントが成果を挙げています」
「経済情勢が依然として不透明で、回復までの道のりが容易でないことが予想され、予断を許さない現状です。一方で、2009年の上半期が今回の景気低迷の最悪の時期であったとみられ、市場状況が改善するにつれ、当社は今後生じる好機を有効に活用できる有利な立場にいます。このことは、当社の売上高が堅調に拡大していることからもわかります」
「この厳しい経営環境下においても、DSMは戦略目標達成に向けて進んでいます。当社は2つの非中核部門の売却を完了し、残る既存の非中核事業の売却も引き続き進めています。中核部門に集中することにより、ライフサイエンスおよびマテリアルサイエンス企業へと更なる変遷をし、顧客とイノベーション、持続可能性に焦点を当て、重要なグローバルトレンドに戦略的に対応していきます。強固な財務基盤を基に、DSMは今後生じる新しい機会を活用することができます」
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第3四半期
| 単位:100万ユーロ |
1月 ~ 9月
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2009
|
2008
|
+/-
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2009
|
2008
|
+/-
|
|
|
|
| 継続事業: |
|
|
|
|
2,020
|
2,336
|
-14%
| 売上高 |
5,727
|
7,045
|
-19%
|
|
257
|
361
|
-29%
| 金利・税金・償却前利益(EBITDA) |
562
|
1,011
|
-44%
|
|
139
|
237
|
-41%
| 営業利益(EBIT) |
229
|
685
|
-67%
|
|
119
|
104
|
14%
| - ニュートリション |
384
|
292
|
32%
|
|
2
|
22
|
-91%
| - 医薬品 |
16
|
59
|
-73%
|
|
45
|
62
|
-27%
| - 機能性素材 |
45
|
212
|
-79%
|
|
21
|
19
|
11%
| - ポリマー中間体 |
-5
|
85
|
|
|
2
|
85
|
-98%
| - 基礎化学品および素材 |
-60
|
158
|
|
|
-50
|
-55
|
| - その他部門 |
-151
|
-121
|
|
|
|
|
| 非継続事業 |
|
|
|
|
39
|
56
|
-30%
| 売上高 |
123
|
161
|
-24%
|
|
26
|
34
|
-24%
| 金利・税金・償却前利益(EBITDA) |
80
|
105
|
-24%
|
|
26
|
30
|
-13%
| 営業利益(EBIT) |
72
|
95
|
-24%
|
|
|
|
| DSM合計: |
|
|
|
|
2,059
|
2,392
|
-14%
| 売上高 |
5,850
|
7,206
|
-19%
|
|
165
|
267
|
-38%
| 営業利益(EBIT) |
301
|
780
|
-61%
|
|
100
|
181
|
-45%
| 特別項目前純利益 |
155
|
535
|
-71%
|
|
274
|
-
|
| 特別項目からの純利益 |
242
|
-
|
|
|
374
|
181
|
107%
| 純利益 |
397
|
535
|
-26%
|
|
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
| 一普通株あたり純利益(ユーロ): |
|
|
|
|
0.51
|
0.97
|
-47%
| -特別項目前の継続事業 |
0.62
|
2.78
|
-78%
|
|
2.29
|
1.10
|
108%
| -特別項目を含むDSM合計 |
2.40
|
3.20
|
-25%
|
本報告書では:
● 「営業利益」(償却前)は、特別項目前営業利益(償却前)とされています
● 「純利益」は、ロイヤルDSM N.V.の株主に帰属する純利益です
● 「継続事業」は、DSM Energie Holding B.V.およびStamicarbon B.V.を除くDSM事業を指します
概観
DSMのほとんどの事業部門では、第3四半期の需要がより一層改善し、特に9月は顕著なものでした。とりわけ中国では、売上が昨年同期比で16%増と、一部のエンド市場で明確な回復が見られたことと、自動車業界ではまだ在庫調整率が低いものの川下産業のほとんどの分野で在庫調整が終了したことが、この傾向の基盤になっています。景気低迷の影響を受けた販売量の対前年率の落ち込みは、一桁まで回復しました。
DSMのニュートリション部門グループは、景気低迷による影響がほとんど受けていない分野での、強固な市場ポジションを利用して、引き続き回復がみられ、安定した成長となりました。医薬品部門での実績は販売量の低迷により、低水準にとどまりました。
マテリアルサイエンス事業グループでは、DSMエンジニアリング・プラスチックス(DSM Engineering Plastics)、DSMレジン(DSM Resins)、DSM繊維中間体(DSM Fibre Intermediates)の実績が、前年レベルまで回復しています。販売量の低迷と在庫削減の複合効果は、原材料の低価格と生産効率化への継続的な取り組みによって相殺されました。DSMダイニーマ(DSM Dyneema)は前年同期に比べ、需要がさらに落ち込みました。
2009年第3四半期のDSMの中核事業であるライフサイエンスとマテリアルサイエンスの営業利益(1億3,700万ユーロ)は前年比わずか10%減ですが、DSMはこの間、まだ景気低迷の影響を受けていませんでした。
基礎化学品および素材部門のすべての事業が前四半期比で明確な回復を示し、わずかな営業利益をもたらしましたが、非常に好調であった昨年同四半期と比べると、依然低調な結果となりました。前四半期比での改善に主に貢献したのは、DSMエラストマーズ(DSM Elastomers)とDSMアグロ(DSM Agro)でした。
経営環境は大きく改善しましたが、DSMは引き続きキャッシュに焦点を合わせています。10億6,900万ユーロであったDSMの負債総額は現在8億1,800万ユーロで、経済危機が始まった1年前より43%減となりました。
DSMエネルギー(DSM Energy)および尿素技術のライセンス供与部門の売却は、DSMの「Vision 2010」戦略促進の一貫として、それぞれ9月30日と10月6日に完了しました。DSMエネルギーの売却により、第3四半期の純利益が2億6,800万ユーロを計上したほか、尿素技術のライセンス供与部門の売却により、3,000万ユーロの純利益が第4四半期に計上されます。
売上高
|
単位:百万ユーロ
| 第3四半期 |
| |
2009
|
2008
|
差異
|
販売量
|
価格
|
為替相場
|
その他
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
| ニュートリション |
702
|
666
|
5%
|
4%
|
-2%
|
3%
|
0%
|
| 医薬品 |
152
|
203
|
-25%
|
-3%
|
-11%
|
-2%
|
-9%
|
| 機能性素材 |
496
|
580
|
-15%
|
-8%
|
-9%
|
1%
|
1%
|
| ポリマー中間体 |
246
|
335
|
-27%
|
-4%
|
-26%
|
3%
|
-
|
| 基礎化学品および素材 |
328
|
444
|
-26%
|
3%
|
-30%
|
1%
|
-
|
| その他部門 |
96
|
108
|
|
|
|
|
|
| 合計、継続事業 |
2,020
|
2,336
|
-14%
|
-2%
|
-13%
|
1%
|
0%
|
| 非継続事業 |
39
|
56
|
|
|
|
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
| 合計 |
2,059
|
2,392
|
|
|
|
|
|
売上高は前年同期比で14%落ち込みましたが、前四半期比で5%改善しました(販売量:+5%、価格:+2%、為替相場:-2%)。販売量は昨年の水準と比べると平均して低調でしたが、その落ち込みは前四半期よりもはるかに小さいものでした。これは、一部の在庫調整だけでなく、エンド市場での改善が反映されたものです。ニュートリション、DSMアンチインフェクティブ(DSM Anti-Infectives)、DSMアグロ、DSMメラミン(DSM Melamine)においては、前年同期を上回る販売量を記録しました。
マテリアルサイエンス部門と基礎化学品および素材部門における原材料の低価格を部分的な要因として、価格は明らかに昨年の水準を下回りましたが、市場における価格決定力は継続して維持しています。大幅に低い価格水準だったDSMアグロは例外として、第3四半期の間、価格は平均すると上昇しており、利益幅も昨年同期の水準よりも大半で改善しました。
営業利益
1億3,900万ユーロとなった継続事業からの営業利益は、過去3四半期よりも大幅に改善しましたが、前年同期の水準を明らかに下回りました。対前年比の落ち込みは主に、基礎化学品および素材部門と医薬品部門の低迷に起因します。
ニュートリション部門は、堅実な業績を維持し、景気低迷の影響を受けることはほとんどありませんでした。販売量は再び拡大して昨年を上回り、同時に、価格も引き続き堅調さを維持しました。営業利益は、在庫削減を原因とする資産の未活用のため、マイナスの影響を受けました。
医薬品部門は、DSMファーマシューティカル・プロダクツ(DSM Pharmaceutical Products)の需要低迷とDSMアンチインフェクティブの継続的な価格低迷の影響を受けました。
機能性素材部門のDSMエンジニアリング・プラスチックスとDSMレジンは、販売量の回復、堅調な利益幅、生産効率の改善で利益を計上しました。DSMダイニーマは、昨年以上の需要低迷による重圧を受けました。
ポリマー中間体部門は、昨年末と今年初めに見られた需要と利益幅の大幅な落ち込みから、急激に回復しました。
基礎化学品および素材部門では、DSMエラストマーズの営業利益が今期に大幅な改善を示し、再び利益を計上しました。DSMアグロとDSMメラミンの改善は、あまり顕著なものではなく、両事業とも、依然として損失を計上しました。
景気低迷の影響に対処し、DSMの競争力向上のために数々の構造的コスト削減策を講じたことによって、第3四半期の営業利益は第2四半期に比べ、改善しました。これらの対策の結果、DSMは年間1億5,000万~2億ユーロのコスト削減という目標を順調に達成しつつあり、2010年までには完全に同水準に到達見込みです。
DSM Strategy Vision 2010の進捗状況
2007年9月に発表されたDSMの戦略プログラム「Vision 2010 - Building on Strengths」は、より迅速な成長、より高い利益幅を実現し、DSMのポートフォリオから得られる利益の質を改善することに焦点を当てています。この戦略では、社会全体の動向をとらえることで、DSMが持続可能な成長を遂げられるライフサイエンスおよびマテリアルサイエンス企業へ移行することを目指しています。
市場主導型の成長とイノベーション、新興経済国におけるプレゼンスの向上、経営の卓越性は重要な要因であり、依然としてDSMの戦略の核となる部分です。
2009年第3四半期における中国での売上高は総額3億3,400万米ドルとなり、前年同期比で16%の増加となりました。当会計年度の累計売上高は総額8億1,300万米ドルで、前年累計比で11%の減少となりました。
DSMは2009年10月30日、中国のノース・チャイナ・ファーマシューティカル・グループ社(NCPC)と栄養製品と抗感染薬の合弁事業設立に関する契約締結を延期することを発表しました。両社は、今後も継続的な取引関係を維持しますが、一方で、DSMは中国での栄養製品と抗感染薬事業推進のため、新たなパートナーを模索しています。DSMは今後も、栄養製品と抗感染薬の分野を含めた多分野での戦略的協力を通して、中国でより一層成長するための機会を開拓し続けます。
インドでは、細菌感染に効果がある第一選択薬としてもっとも広く利用されているアンピシリンの生産向けに、DSMアンチインフェクティブが新しい工場をトアンザ(Toansa)に開設しました。DSMアンチインフェクティブ部門はこの新施設で、アンピシリン生産用に新たに開発された酵素プロセスを導入します。
DSMはライフサイエンスおよびマテリアルサイエンスへの転換が加速したことで、2007年9月、戦略を進めるにあたって適合しない多くの部門の分割・売却を発表しました。
DSMは計画していた売却を推し進め、アラブ首長国連邦(UAE)の投資会社であるアブダビ・ナショナル・エナジー(TAQA Abu Dhabi National Energy Company PJSC)へのDSMエナジー(DSM Energie Holding B.V.)の売却が2009年9月30日に完了しました。この売却には、DSMが所有していた原油およびガス探査の参加権と、オランダのノルドガストランスポート(Noordgastransport B.V.)への40%の参加権が含まれています。DSMは2009年第3四半期の損益計算書に、特別項目として、税引き後2億6,800万ユーロの帳簿上の売上利益を報告しています。
イタリアのメイレ・テクニモント(Maire Tecnimont)への尿素技術のライセンス供与部門の子会社であるオランダのスタミカーボン(Stamicarbon B.V.)の売却が2009年10月6日に完了しました。DSMは2009年第4四半期の損益計算書に、特別項目として、税引き後約3,000万ユーロの帳簿上の売上利益を報告します。
DSMエラストマーズ、DSMアグロ、およびDSMメラミンの売却プロセスは進行中です。DSMは現在の金融および経済状況を考慮して、売却には慎重に対応していますが、依然として、Vision2010の目標期間内での売却完了を目指しています。
DSMは、企業のサステナビリティに対する取り組みに基づく株式指標、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックスの化学工業部門で、世界ランキング第1位に2年ぶりに選ばれました。これは、DSMの「Vision 2010」戦略の重要な要素であるサステナビリティ(持続可能性)への継続的な取り組みに対する評価です。2004年から2006年まで3年連続で、DSMはこの部門でサステナビリティにおける取組で世界一の評価を得ており、2007年と2008年も、同部門のランキング上位に位置しています。
第3四半期の間、DSMは数々の新しいイノベーションを発表し、導入しました。詳細についてはwww.dsm.com のイノベーションのページをご覧ください。
DSMについて - ライフサイエンス・マテリアルサイエンス企業として
ロイヤルDSM N.V.(Royal DSM N.V.)はライフサイエンスおよびマテリアルサイエンスの分野において革新的な製品とサービスをつくりだすことで、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献しています。DSMの製品とサービスはグローバルに広範なマーケット、アプリケーションに活用されており、より健やかで、持続が可能な豊かな生活をサポートします。DSMの製品は、人と動物の栄養と健康、パーソナルケア、医薬品、自動車、コーティング剤、塗料、電気電子、ライフプロテクションや住宅など広範な用途に使用されています。DSMグループの年間売上高は93億ユーロを超え、世界中に約2万3,500人の従業員を擁しています。同社はオランダに本社を、5大陸に拠点を置いています。DSMはユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。DSMの詳細については、英語サイト www.dsm.com または日本語サイト www.dsmjapan.com をご覧ください。
* 本リリースは2009年11月3日にDSM社から発表された報道資料の意訳です。
将来予測に基づく記述
本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれることから、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。
本件に関するお問い合わせ: ウェーバー・シャンドウィック・ワールドワイド株式会社
伊東 / 大坂
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