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DSM、2011年第3四半期も好業績を達成
Heerlen,Netherlands,2011年11月1日

DSM、2011年第3四半期も好業績を達成

  • 継続事業による第3四半期のEBITDAは3億3,900万ユーロで、前年同期比で26%増
  • 14%の有機的成長を達成
  • スイスフラン高の影響は大きいものの、ライフ・サイエンス事業は堅調に推移
  • ポリマー中間体部門の牽引により、マテリアル・サイエンス事業は非常に好調な業績
  • Martekの統合が完了し、卓越した結果を達成
  • 合弁会社DSM Sinochem Pharmaceutical設立
  • EPS(特別損益計上前、継続事業)は38%増の0.94ユーロ
  • 2011年全体で力強い業績となる見込み

 

オランダに本社を置く、ライフ・サイエンスおよびマテリアル・サイエンスのグローバル企業であるDSMはこのほど第3四半期の業績を発表しました。今回の発表にあたり、DSM取締役会長兼CEOのフェイケ・シーベスマ(Feike Sijbesma)は次のように述べています。

「全事業部門において前年に比べ高い利益率での成長が続いています。スイスフランの高騰と、ドル安の大きな影響を受けたにもかかわらず、この好業績を達成することができました」

「業績見通しについての修正はなく、2011年は好調に推移し、2013年の目標達成に向けてさらなる前進が続く見込みです。しかしながら、世界経済が悪化する可能性があることへの警戒も継続していきます。当社は、第3四半期を通して、電気・電子機器市場の弱体化と、建設・建築市場の低迷を経験しました。DSMが景況悪化の影響を受けないということはありませんが、変革を実施したことで、よりバランスのとれた力強い企業となっています。健康、栄養、素材分野で構成される事業ポートフォリオは比較的弾力があり、地理的に分散している高度成長経済地域において存在感を示しており、また、財務体質も堅固なものです」 

2011年第3四半期概観

第3四半期は、通貨変動が激しく、財政・金融の不安定さが増すという状況が続きました。特にスイスフランが大幅に高騰し、史上最高値を更新し、ユーロとほぼ等価とまでなりました。その後に値下がりし、安定していますが、依然として高値圏にあります。前年同期と比べて、スイスフランは対ユーロで平均すると13%高となっています。ドルは前年同期と比べて10%下落しました。

各国政府の財政緊縮政策や金融不安、消費者マインドと生産者マインドの悪化により、先進国の経済成長が減速しました。建設・建築業界は引き続き低迷しており、電気・電子機器市場での需要も低下しました。高度成長経済地域においては、インフレ圧力対応のための影響などにより、経済成長が若干減速しました。

DSMは、マクロ経済の難しい環境に起因する様々な課題に対応できる体制が整っていると考えており、ライフ・サイエンス事業は経済変動に対する弾力が比較的強く、また、DSMは全体的に高度成長経済地域、とりわけ中国において存在感が大きく、それが業績に好影響をもたらしています。

有機的成長は2011年第3四半期で7期連続の2桁(14%)の伸びとなりました。そのうち、販売量増加によるものが6%、販売価格上昇によるものが8%でした。価格値上げは主にマテリアル・サイエンス事業において行なわれ、利益率の一層の改善に寄与しました。販売量は、殆どの事業において非常に健全に推移しました。第2四半期と同様、DSM Dyneemaは入札形式による車両用防護分野での販売低迷が影響しています。 

2011年第3四半期の中国における売上高(継続事業、単位:米ドル)は5億5,400万ドルで、2010年同期の3億6,400万ドルから52%増加しました。また、今期では高度成長経済地域における売上高が全体売上高の40%へと上昇しました。 

2011年第3四半期におけるEBITDAの合計は3億3,900万ユーロで、前年比26%の増となり、本年第2四半期と同水準となりました。また、全事業において、前年同期と比較して業績が向上しました。

ニュートリション部門は、スイスフラン高の影響を受けましたが、対前年比で利益の成長が続いています。Martekは再度、予想を大幅に上回る好業績を達成しました。 

医薬品部門は、DSM Pharmaceutical Productsを中心に業績改善が続いています。

機能性素材部門では、DSM Engineering Plasticsが、DSM Dyneemaの業績低迷を補い、プラスの結果となりました。

ポリマー中間体部門は、極めて高い利益率と、卓越した製造パフォーマンスにより、過去最高の業績を記録しました。 

2011年の見通し

本年の残り期間の業績についての見通しは、従来予想と変更はありません。しかしながら、マクロ経済状況の悪化が消費市場に与えうる影響も注意深く見ています。同時に、DSMが、健康、栄養、素材分野で構成される、バランスのとれた弾力のある事業ポートフォリオを有していること、地理的に分散した高度成長経済地域において存在感を示していること、さらには、財務体質が堅固であることから、今後も好業績が継続するものと、確信しています。

DSMは、本年の残り期間においての、全体の事業状況に大きな変化は見込んでいません。

各部門の予見通しは以下のとおりです。

ニュートリション部門は、安定した価格設定と販売量の持続的成長により底堅い業績が見込まれます。現在のスイスフランの為替相場が続けば、2011年第4四半期は、前年と比較して、1,000万ユーロから1,000万ユーロ(ヘッジ分を除く)のマイナス影響が生じると予想されます。同部門のMartekの業績を含めた通期のEBITDAは前年の水準を確実に上回る見込みです。 

医薬品部門は引き続き厳しい業況にあり、業績は2010年を下回る予想です。2011年9月1日時点において、DSM Sinochem Pharmaceuticalを50%比例連結しています。

機能性素材部門では、今年、単位当たり貢献利益が確実に増加しました。しかしながら、同部門は、建設・建築業界、および電気・電子機器市場における需要低迷の影響と、前述のDSMダイニーマの入札形式による車両用防護分野関連の販売低迷の影響がでることが予想されます。通年では機能性素材部門の2011年の業績は前年を上回る見通しです。 

ポリマー中間体部門の業績は、非常に有利な取引条件のもと好調が維持される見込みです。この取引条件の優位さは小さくなってきてはいますが、通期業績は極めて良好になるものと予想されます。

2011年はDSMにとって好調な年であるとの予想に変更はなく、2013年に14億ユーロから16億ユーロのEBITDA、および、ROCE15%以上を計上するという目標を掲げており、その達成に向けて、着実に進んでいけることを確信しています。

DSM - Bright Science. Brighter Living.™

Royal DSM N.V. は、ヘルス、ニュートリション、素材分野において科学をベースにしたグローバル企業です。DSMは、ライフ・サイエンスとマテリアル・サイエンスにおけるユニークな能力を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への対応、そして社会的進歩を推進し、すべての関係者のために持続可能な価値を創出します。また、DSMは、食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、医薬品、医療機器、自動車、塗装、電気・電子機器、生命保護、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において性能を育み、保護し、向上させる革新的なソリューションを提供します。DSMの22,000名の社員は、90億ユーロを超える年間純売上をあげています。DSMはNYSE Euronextに上場しています。詳細については www.dsm.comをご覧ください。

 

* 本リリースは2011年11月1日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

 

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれることから、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。

 

本件に関するお問い合わせ:                              ディー・エス・エム ジャパン株式会社

大木

電話:03-5472-1866

e-mail: nahoko.ohki@DSM.com

 

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