CN | JP | KR | DE | EN

スタニール® の電気的特性

スタニールは、電気・電子産業のニーズに対応した様々な特性を持ち、その1つに電気絶縁性があります。熱可塑性樹脂の絶縁性は、様々な形で表現することができます。

  • 材料のバルクや表面に電流が均一に流れる。
     
    関連する特性: 体積抵抗率、絶縁耐力
     
  • 材料が分解し、バルクの中に導電路が形成される。
     関連する特性: 破壊電圧、絶縁耐力
     
  • 電場、アーク放電、汚染物によって徐々に劣化した材料の表面に導電路が形成される。
     関連する特性: 耐アーク性、高電圧トラッキングレート、耐トラッキング指数  
      
  • 上記の現象 (または他の電気的な原因) によって発生した熱で材料が燃焼することがある。
     関連する特性: ホットワイヤー発火性、高電流アーク発火性
      
  • 金属、絶縁材、湿気、汚染物すべてが原因となって、特殊な化学的および物理的劣化が生じることがある。
     関連する特性: 電食性
     
  • 交流電流の影響で分極が起き、電流損失と電気信号ノイズが発生する。
     関連する特性: 誘電率、エネルギー消散
    交流電流の影響で分極が起き、温度が上昇する。
     関連する特性: 誘電正接または損率

上記の電気的特性は、グレード、温度、含水率によって、異なります。一般に、重要な使用条件を満たすには、これらの特性を高温環境下でも十分に発揮できる材料でなければなりません。詳細は、製品データベースまたは UL の Web サイトをご覧ください。

また、スタニール は高周波領域で低く安定した誘電率を維持できるという特徴も備え、現在の IT 機器用コネクタに最適な材料です。この誘電率は、湿気を吸収すると高くなることがありますが、低周波領域でしか見られず、様々な IT 機器に使用されている高周波領域では低いままです (下のグラフを参照)。
   
DSM では、ハイフローグレードなど、電気・電子業界のニーズに合った優れた性能を長期にわたり発揮する スタニール 製品を提供しています。


View larger format

高周波領域で低く安定した誘電率を示すスタニール

Product data