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ビタミンCの歴史

水溶性ビタミンCは、おそらく最も良く知られたビタミンでしょう。1932年の発見以前、すでに医師たちは柑橘系の果物に含まれる物質が壊血病を予防するに違いないとの見識を持っていました。1500−1800年の間に200万人もの船員がこの壊血病により命を落としました。後の研究者たちは、ヒト、他の霊長類、モルモットがビタミンCを外部摂取に依存し補っていることを発見しました。他のほとんどの動物はグルコースとガラクトースからビタミンCを体内で合成できます。
c. 400 BC ヒポクラテスが壊血病の症状を提示。
1747 英国海軍医師James Lindが柑橘系果物と生鮮野菜を壊血病の予防と治療に処方。
1907 Holst and Frohlichにより壊血病をモルモットで試験的に再現。
1917 Chick and Humeが開発した生物学的検定法により食品の抗壊血病特性を特定。
1930 Szent-Györgyiが1928年に豚の副腎から初めて分離したへキスロン酸は、ピーマンから抽出した大量のビタミンCと同一であることを実証。
1932 自主的な取り組みで、Haworth and KingがビタミンCの化学構造を立証する。
1932 ビタミンCと抗壊血病因子の関係をSzent-GyörgyiとKing and Waughが同時に発見。
1933 バーゼルでReichsteinが自然界のビタミンCと同一型のアスコルビン酸を合成し、1935年に始まるビタミンの工業的生産への第一歩となる。
1937 HaworthとSzent-GyörgyiがビタミンCの研究でノーベル賞を受賞。
1970 Paulingが賛否両論のベストセラー“ビタミンCと風邪”で世界中の注目を集める。
1975-79 vitroでの実証研究でビタミンCの抗酸化と一重項酸素消去特性が説明される。
1979 PackerらがビタミンEとビタミンCの遊離基の相互作用を観察する。
1982 NikiがビタミンCによるビタミンEの再生をモデル反応で立証
1985 ビタミンCの世界規模での需要が毎年30,000-35,000トンと推定される。今日では毎年120,000トンとされている。
1988 国立がん研究所(米国)ではビタミンC摂取と多種の癌は逆相関にあるとし、食事からのビタミンC摂取を増加させるガイドラインを発行する。
1989 国家研究評議会の食品栄養委員会(米国)が1日当たりの健康な成人の推奨摂取量(RDA)を60mgと定めた。ビタミンの必要性を環境の重要性と生活要因としてRDAが取り入れたのはこれが初めてである。
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