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社長ブログ

日本のプレゼンス  

Tokyo, JP, 12 September, 2018

DSMジャパンでは今、「3Gs」の強化に取り組んでいます。3Gsとは、事業の成長(Grow Business)、人の成長(Grow People)、プレゼンスの成長(Grow Presence)という3つの「G」を指しています。今回はその中でも、プレゼンスの成長について書きたいと思います。

東京タワーと増上寺

私たちがここで言う「プレゼンスの成長」とは、一つは、日本におけるDSMのプレゼンスを高めることを指しています。DSMの知名度は日本ではまだまだです。顧客への製品とサービスをさらに磨いて浸透を図りつつ、私たちが事業の核に据えるサステナビリティ、そしてどの企業にとってもサステナビリティこそがビジネスをより進化させる推進力となるということを、この日本の企業社会で発信していきたいと考えています。

実は「プレゼンスの成長」には、もう一つの思いも込めています。それは、世界における日本のプレゼンスの更なる成長に役立ちたいということです。

国際通貨基金の統計によると、日本の国内総生産(名目GDP)は米国の19.4兆米ドル、中国の12.0兆米ドルに続いて、4.9兆ドルで第3位です。世界のGDPに占める割合は6.1%。一時は10%を大きく超えていた1980年代から、大きく様変わりしました。

総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数」によると、2018年1月時点の日本人の総人口は1億2,521万人。2009年をピークに9年連続で減少しています。また、出生数は、年100万人をついに下回り、1979年度の調査開始以降最少の95万人となっています。世代別では、年少人口(15歳未満)は1,574万人で、1994年からすでに毎年減少しており、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)も7,484万人で、毎年減少しています。一方、老年人口(65歳以上)は3,463万人で、こちらは毎年増加し、年少人口の2倍以上となっています。

ただ、急速な高齢化はネガティブなトーンで語られがちですが、一方でこれは世界に類を見ない新たな巨大マーケットの出現とも考えられます。中国では10年後、米国でも2030年代には、日本と同様の高齢化社会に入るといわれています。つまり、世界に先駆けて得られる知見が日本にあると言えるのだと思います。

私たちのビジネスで言えば、健康に老後を過ごせるために、いかに栄養面で貢献できるかが重要です。そして、この日本で得られた知見、新しいビジネスモデルは、これから世界でますます重要になっていく可能性に満ちていると思っています。

私たちは、人々が健康で幸せに長生きできる国として、世界における日本のプレゼンス向上にも貢献していきたいと考えています。

Twitter: @yuji_nakahara