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DSM、2013年本決算を発表

Tokyo, JP, 07 3 2014 07:00 CET

  • 前年より大幅な金利・税金・償却前利益(EBITDA)増加を達成 
    (11億900万ユーロから13億1400万ユーロへ増加)
  • 2013年第4四半期におけるEBITDA は、3億1600万ユーロで前年より大幅に増加
    (前年同期 2億4300万ユーロ)
  • 営業キャッシュフローは堅調で、8億8900万ユーロ(2012年: 7億3000万ユーロ)  
  • 前年比10%増の株式配当金を達成(1株当たり1.50ユーロから1.65ユーロへ増加)
  • オプション取引ンによる損失を防ぐため、自社株買戻を継続
  • 2014年の目標は、少なくとも為替変動によるマイナス影響を相殺できる業績改善 

ライフサイエンスおよびマテリアルサイエンスのグローバル企業であるDSM社は、2014年2月26日に2013年の本決算を発表しました。(2014年1月21日:決算短信を発表)同日に、DSMオフィシャルサイトにて年次報告書(英語)も掲載いたしました。

DSMは厳しい経済環境にも関わらず、EBITDAにおいて通年で前年比18%増を達成し、第4四半期では前年同期比30%増としています。

第4四半期においては、為替変動による悪影響を受けながらも全部門において好業績を達成しました。ニュートリションでは、アメリカ市場における栄養補助食品、魚由来のオメガ3脂肪酸の減退、洋食・飲料市場での需要の低下、 ビタミンEを筆頭とした原材料の価格圧迫、年初の動物用飼料市場における需要の低さなど、更なるマイナス影響があり、予想以上のマイナス要因となりました。

尚、DSMファーマシューティカルプロダクツは、JLLパートナーズとの新会社設立取引により売却目的で保有する非流動資産及び事業廃止部門として取り扱われています。

2013年のハイライトとして、DSMが4つの”推進力”として掲げている『高度経済成長市場への積極的な参画』、『イノベーション』、『サステナビリティ』、『提携・買収』の業績をご紹介します。その他の詳細は、DSMホームページの年次報告書(英語)をご参照ください。

高度経済成長市場への積極的な参画

高度経済成長市場での総売上は、全体の売上の中で39%を占め、前年よりも増加しています。(2012年は38%)DSMの従業員の30%以上が高度経済成長市場を職場としています。

イノベーション

イノベーションによる売上は、全体の売り上げの中で19%と、前年より1%増加しています。DSMのイノベーションによる粗利益率は、営業部門の平均粗利益率と比較し5%以上も高い数字を達成しました。これまで、DSMはR&D(Research & Development:研究&開発)とイノベーションに力を入れてきましたが、今後は特に大きな利益をもたらすより合理的なイノベーションへと集中していきます。

サステナビリティ

2013年は、2015年までに掲げているサステナビリティの目標へ向けて大きな前進となりました。DSMのイノベーションのパイプラインの内90%以上が環境を考慮したECO+製品であり、営業部門におけるECO+製品の売上は総売上の45%を占めるまでに増加しました。DSMエンジニアリングプラスチックスとDSMレジンズ ファンクショナルマテリアルズの統計によると、ECO+製品の売上は2010年以来毎年約10%ずつ成長しています。さらに、ECO+製品の売り上げはこれら2部門のマージンに対し非常に大きく貢献しています。

提携・買収

JLLとの取引完了により、DSMはパートナーシップによりファーマ事業における新たな価値の創造や、事業自体の価値を高める機会を得ることになります。2013年、DSMはブラジルの動物用栄養事業の大手トルトゥーガ社、ニュートリションの製造会社ユニテック社(ニュージーランド)、バイエル フィリピン社アニマルヘルスプレミックス事業の買収と、大手ペクチンメーカーのアンドレペクチン社(中国)への29%増資を完了いたしました。

2014年の展望

2014年は、好ましくない為替レート継続によるマイナス影響が予想されるため、慎重な見通しを立てています。さらに、欧州における経済成長の停滞や米国市場の緩やかな経済成長、高度経済成長市場における成長率の低下など、厳しいマクロ経済環境の継続も予測されます。現状の外国為替レートが継続した場合、マイナス影響はおよそ7000万ユーロに及ぶ見通しです。これらの要因を考慮し、DSMは少なくともそのマイナス影響を相殺できる業績を達成することを2014年の目標として設定しています。 

合弁会社を対象とした新たな経理規定適用後の継続事業による前年比較EBITDAは、およそ12億6000万ユーロに達しました。

DSM社CEO兼取締役会長Feike Sijbesma(フェイケ・シーベスマ)のコメント:

2013年、私たちは戦略上、年間を通し18%のEBITDA増益という非常に重要な業績を達成しました。特に第4四半期におけるマテリアルサイエンス部門の驚異的な好業績を、非常に嬉しく感じています。ニュートリションでは、為替変動と市場停滞により増益は控えめでしたが、市場において確固たる地位を継続しています。幅広いバリューチェーンを超えてサービス提供を行うこの事業は、構造的な”メガトレンド”により利益を得るようなポジションとして認識しています。

全部門において、持続可能な価値の創造と戦略に沿って得られる結果を届けられるようしっかりとした地盤をこれからも築いていきます。だからこそ、私たちは10%の増配を提案しました。短期的には、利益改善プログラムと、より積極的なR&D、イノベーションプログラムによる運用実績を大きく向上させることに力を入れます。

 ※メガトレンド:人口増加、高齢化社会、都市人口の増加や健康志向の強化など、社会全体で見られる傾向のこと

DSM – Bright Science. Brighter Living.TM

DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、 飼料、ファーマシューティカルズ、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。DSM社は、NYSE Euronextに上場しております。

詳細については www.dsm.com をご覧ください。

 * 本リリースは2014年2月26日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、 および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれること から、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。

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