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DSM、第2四半期決算を発表

Tokyo, JP, 22 8 2014 04:00 CEST

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスの両部門が好調で、2億9300万ユーロのEBITDAを達成
  • 2014年第2四半期では、継続事業の金利・税金・償却前利益(EBITDA)は2億9300万  ユーロを達成
  • 2014年第2四半期のEBITDAのうち約2900万ユーロは為替損であり、約1600万ユーロはスイスのニュートリション工場で発生した火事の影響によるもの
  • ニュートリション部門のEBITDAは、2億2200万ユーロで、前期、前々期から増加
  • パフォーマンスマテリアルズ部門のEBITDAは、8800万ユーロで、前年同期及び前期と比べ増加
  • 第2四半期の営業活動によるキャッシュフローは1億2600万ユーロ
  • 普通株1株あたりの中間配当は0.55ユーロ
  • 2014年通年では、現在の市場予想に沿った内容になる見通し

ライフサイエンス及びマテリアルサイエンス企業であるDSM社は、2014年第2四半期の継続事業の金利・税金・償却前利益(EBITDA)が2億9300万ユーロ(前年同期:3億3200万ユーロ、前期:2億7200万ユーロ)であったと発表しました。ニュートリション分野では前期、前々期に比べ増加し、パフォーマンスマテリアルズ分野では有望基調を継続 して高い業績を上げました。ポリマー中間体関連分野はカプロラクタムの低調による影響を受けました。

DSM社CEO兼取締役会長Feike Sijbesma(フェイケ・シーベスマ)のコメント;

DSMは通貨関連の逆風が継続しているにもかかわらず、第1四半期と比較して好成績を収めました。

パフォーマンスマテリアルズ分野においては、エンド・マーケットにおいて活発な動きが継続している一方で、ポリマー中間体関連分野ではカプロラクタムの低調が続いています。ニュートリション分野の市況は、エンド・マーケット向けのヒューマンニュートリション分野が個人消費の低調の影響を受け続けている一方で、アニマルニュートリション分野が好調で、全体として改善の兆しを見せています。このような環境の中でも堅調に利益を上げていることは、ニュートリション事業のクオリティの高さを証明しており、また、当社の一貫したバリューチェーンの回復力を明示しています。さらに、当社はエンドユーザー向けの栄養補助食品の魅力を増大させるため、米国で新たな取り組みを行っています。

DSMでは、引き続き収益性を確保し、現在の環境に対応しながらキャッシュフローの改善を目指します。カプロラクタムの低調は続く見通しですが、DSMは今後数四半期において財務実績が向上することを期待しています。

 

<参考資料>

■DSM2014年第2四半期業績ハイライト

高度経済成長市場: “手を差し伸べる“から”真のグローバル“へ

高度経済成長市場での売上高は、2013年第2四半期の39%に対し、2014年第2四半期では42%に達しました。中国での売上高は、カプロラクタムの第二設備による生産能力増加による効果を大きく受け、前年同期3億9500万USドルから、今期4億8700万USドルへと増加しました。また、北京の南に位置する霸州にチャイナアニマルニュートリションセンターを開設しました。動物飼料用栄養素における世界トップクラスの研究能力を保有しており、中国で急成長中の畜産(豚、鶏)市場を、ニーズに合わせたソリューション開発でサポートします。

イノベーション:“製品をつくる”から“イノベーションを倍増させる”へ

2014年上半期におけるイノベーションによる売上高(過去5年間に導入されたイノベーションを軸とした製品やアプリ ケーションの売り上げとして測定)は総売上の18%となります。これは2013年の上半期における数字と等しく、DSMが2015年に掲げている20%という目標に近い数字となっています。

<イノベーション事例例>

  • 世界初の吸気冷却機能を持つエアーインテークマニホールドを実現した高耐熱ポリアミド46 「Stanyl® Diablo」
  • 果汁を最大限摂取するためのフルーツ酵素「Rapidase® Pro Color」
  • ステビア植物に含まれる甘味分子“ステビオール配糖体”を発酵させた強力甘味料。安全で安定的な供給ができ、混じりけのない味を実現します。
  • より付加価値の高いチーズ生産を助ける新たな凝固剤「Maxiren® XDS」

サステナビリティ: “責任”から“ビジネスドライバー”へ

怪我や事故が発生しない労働環境を整えることは、DSMの目標です。DSMは、2020年までに、負傷頻度指数を2010年から50%以上削減する目標を設定しました(2010年の指数:0.57)。2014年上半期の終わりには0.43を達成しています。

また、イノベーション・パイプラインにおけるエコ・プロダクツのシェアは、2015年で80%を目標としていましたが、2014年 上半期の時点で90%を優に上回りました。事業経営におけるエコ・シェアは、2014年上半期において、2013年の45%をわずかに上回り、2015年に50%を達成するという目標に向けて順調に歩んでいます。エネルギー効率では、2008年から2020年にかけて20%の向上を目指している中、2014年の時点で16%向上を達成しています。CO2排出量は、2008年から2020年まで25%削減することを目標としており、現在、7%減少させています。

なお、インドでは、Ranjangaon地区にある工場の隣接地に1MWの太陽光発電設備を建設しました。

買収&提携: ”ポートフォリオ転換”から”集中的発展の原動力”へ

香港を拠点とし中国本土でビタミンCを生産するAland社を買収することに合意しました。トランザクションは今後6~9ヶ月で完了する見込みです。

また、オランダを拠点にカーペット産業向けの持続可能なソリューションを提供するNiaga社とともに、リサイクル可能な カーペットを目的とした持続可能な技術を商業化するために、合弁会社「DSM-Niaga社」を設立しました。

DSM-Niaga社は、独自の補完技術をベースに、カーペットの材料をリサイクルすることを可能にします。

■2014年の展望

DSMは厳しいマクロ環境の中で、基礎的なビジネスパフォーマンスを伸ばすことを目標としています。7000万ユーロ相当の 為替レート変動による悪影響とカプロラクタムのサプライチェーンの弱さにも関わらず、DSMは市場の期待に応えていきます。



DSM – Bright Science. Brighter Living.

DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアル  サイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、 飼料、ファーマシューティカルズ、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ90億ユーロで、NYSE Euronextに上場しており、社員数は24,500名です。

詳細については www.dsm.com をご覧ください。

* 本リリースは2014年8月5日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、 および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれること から、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を 更新する義務を負いません。

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