×

熱伝導性を持つ熱可塑性プラスチック素材の開発

熱伝導性を持つ熱可塑性プラスチック素材の開発

21 December 2018

Krijn Dijkstra(クライン・ダイクストラ)

アドバンスト・エンジニアリング・ディレクター

エレクトロニクスは、自動車の価値が上がることを意味します。業界が電動パワートレインやさらなる自動化にシフトしていくにつれ、その数は増加し続けるでしょう。このエレクトロニクスと自動車業界の融合は、新しい機会を提供するにとどまらず、使用素材への新たな挑戦も生み出します。

その1つが、エレクトロニクスと電気系統内でホットスポットを作り上げることです。これらは、より高い電力を使用するアプリケーション、そして異なる機能を1つのコンポーネントにまとめながらも、部品をより小型化させていこうとするトレンドに起因するものです。

熱伝導こそが、これらのホットスポットを縮小し、かつ金属部品を使用するメリットの主たるものの1つでした。しかしながら、金属の高密度はコンポーネントを重たくするため、電気自動車には効果的ではありません。かつ、いくつものコストのかかる製造工程がなくては、複数の機能を統合するような複雑な形状を簡単に作ることができないという弊害もあります。

正しい素材は、パワーの出力を最大化しながらもコンポーネントの寿命を延ばします。熱伝導性のある熱可塑性プラスチックの開発は、必然的な次のステップですが、単純なタスクではありません。熱伝導性と他の素材特性との間で正しいバランスを取るのは、基本的なものであれ、高度なものであれ、費用効果の高いソリューションとも合わせて、簡単なことではありません。素材のピーク温度における、より高い熱伝導性の効果を予想することも必要不可欠です。

DSMは、異なる用途に必要な他の特性と組み合わせ、異なるレベルの熱伝導性のグレードを含む、幅広い素材ポートフォリオを持っています。私たちは、完全なデザインと試験サポートによって、全ての素材のグレードにおいてサポートします。これは、シミュレーションを通して部品性能における素材の効果をテストしたり、最も効果的な性能部品のための最適な用途を見つけるお手伝いをするということです。

私たちの熱伝導素材のポートフォリオが、具体的に電気及びエレクトロニクス部品のホットスポットをどのように軽減し、寿命を効果的に延長するかを詳しく見てみましょう。

Published on

タグ

共有

著者について

Krijn Dijkstra(クライン・ダイクストラ)

アドバンスト・エンジニアリング・ディレクター

Krijn Dijkstra(クライン・ダイクストラ)は機械工学修士とナイロンとゴムの混合における変形と割れについての化学工学博士を修了しています。DSMのリサーチや技術における様々な業務を経て、プロダクト・マネジメント、さらにグローバル・マーケティング・マネジメントに従事。主として自動車分野におけるポリアミドと熱可塑性エラストマーの活用について経験を積んできました。現在はDSMエンジニアリングマテリアルズのアドバンスト・エンジニアリング・ディレクターを務めています

マンスリーニュースレターを購読する

以下にEメールアドレスを入力いただきますと、プラスチック、新製品、イベントに関する最新のニュースをEメールでお届けします。 

マンスリーニュースレターを購読する

以下にEメールアドレスを入力いただきますと、プラスチック、新製品、イベントに関する最新のニュースをEメールでお届けします。

This site uses cookies to store information on your computer.

詳細情報