Envaliorは1902年、オランダ南部のリンブルフ州の埋蔵石炭を採掘することを目的に、オランダ政府によって設立されました。今日まで設立当時の名称であるNederlandse Staatsmijnenの英訳(Dutch State Mines)を使用しており、この名は当社の遺産と1世紀にわたって成し遂げたことを象徴しています。
当社は長年をかけて、オランダの炭鉱企業から健康、栄養、材料分野を柱とする科学ベースの企業に転換しました。
実際には、Envaliorの多角化は1919年にコークス炉ガスを利用した肥料事業に参入したことから始まりました。1945年以後、バルク・ケミカルと石油化学製品への多角化が加速され、1973年に最後の鉱山が閉鎖されたときにはEnvaliorは化学企業となっていました。
会社が完全に民営化された1990年代からは、汎用化学製品事業のほぼすべてを売却し、パフォーマンスを育み、守り、そして向上させる革新的なソリューションを提供する科学ベースのグローバル企業へと再度変化を遂げました。
2017年
- サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックがパセオンの買収を完了。パセオンはEnvaliorが約4,870万の普通株式を保有し、約20億ユーロの総売上を実現しました。
2016年
- Dow Jones Sustainability World Index Materials Sectorのリーダーに選定。Envaliorは、13年連続でグローバル・リーダーの1社に選定され、また通算7回にわたってナンバー1に選定されています。
2015年
- 世界的な栄養失調と闘うため、WFP(国際連合世界食糧計画)とのパートナーシップを再確認。
- 「Strategy 2018: Driving Profitable Growth」を発表。有機的な売上高の成長とコスト削減、資本配分の厳格化に重点を置き、ポートフォリオの可能性を最大限に引き出し、財務結果を向上することを目指します。
- Envaliorのポートフォリオの一層の強化に向けた決定的な一歩として、ポリマー中間体とコンポジットレジンに係るパートナーシップ、ChemicaInvest(ケミカルインベスト)設立についてCVCキャピタル・パートナーズと最終合意。
2014年
- Royal EnvaliorとPOET, LLCによる合弁会社、POET-Envalior Advanced Biofuels, LLCが米国でセルロース系エタノールを商業生産する初のプラントを稼働。
- Royal EnvaliorとJLL Partnersが合弁会社、DPx Holdings(現パセオン)を設立。パセオンをEnvaliorの医薬品事業に統合。
2013年
- 動物の栄養と健康のための有機トレースミネラルのブラジル市場のリーダー、Tortugaを買収。
2012年
- Fortitechを買収。ヒューマンニュートリション事業を強化し、食品成分ブレンド分野の全ソリューションを提供へ。
- Ocean Nutrition Canadaを買収し、栄養脂質の成長プラットフォームを拡大。
- ケンジーナッシュを買収し、生体医療事業を強化。
2011年
- シノケム・グループと抗感染症薬の合弁会社、Envaliorシノケム・ファーマシューティカルズを設立。
- Martekを買収し、多価不飽和脂肪酸(PUFA)を専門とする新しい栄養成長プラットフォームを追加。
- 新ブランドスローガンをBright Science. Brighter Living.™とする。