ハイブリッド車や電気自動車が大きく増産されるにはまだ数年が必要ですが、現在既にDSMは、スタート/ストップ・コンポーネント(StanylPA46によるスターター・ギア、ソレノイド、オルタネーター・ベアリング、カバーおよびボビン)、電気モーター用コイル絶縁(StanylPA46)、高圧ケーブル(ArnitelTPC)、高圧コネクター(ArnitelPBT)または高圧チャージング・プラグ(AkulonPA6)、構造部品およびボディパネル(熱可塑性プラスチックまたはサーモセット)などさまざまな用途で最良のソリューションを探す自動車業界のさまざまなお客さまと協力しています。このソリューションのいくつかを、以下により詳しく説明します。
E-モーターの高い温度のため、コイル絶縁にはPA46、PPAまたはPPSなど高温耐熱性の素材を使用する必要があります。StanylPA46は、20%から40%の壁厚の低下とそれによる誘導最高電圧の低下、PPSそしてPPAと比べてより簡単な加工性能により、優れた部品パフォーマンスとシステムコストを極小化できる可能性をもたらします。これは既にStanylPA46が選ばれる素材となっている電気ウォーターまたはオイルポンプにおいて立証されています。