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射出成形特性

Akulonは様々な射出成形やブロー成形用途に対応する幅広い化学物質に対して優れた耐性を持つ熱的特性と機械的特性を提供します。

射出成形グレードの特性

優れた熱的特性と機械的特性から幅広い化学物質に対する耐性まで、Akulonは様々な射出成形やブロー成形用途に最適です。

ポリアミド:6 vs 66

Akulonはその温度特性、機械的性能、熱特性、耐薬品性の独自の組み合わせにより、射出成形に最適です。

 

温度特性

Akulonポリアミド6の連続使用温度は最大185ºCまでとなっています。下の図は、ポリアミド6がポリアミド66よりも高温で優れた長期性能を発揮し、150℃を超える温度で長期間使用されるあらゆる用途に適していることを示しています。

ポリアミド6は最大60%の優れた寿命末期特性を持ち、必要な素材の量を減らす目的、または耐久性または部品の寿命保証の延長によって、設計段階で使用することができます。

短期的な温度の急上昇

温度が215ºC(ガラス強化ポリアミド6のHDT)から250ºCの範囲に急上昇する場合はポリアミド66の使用が適しています。たとえば高温化で二次加工が行われる部品製作(電気用途のはんだ付けなど)のようにさらに高温の場合は、私たちの超耐熱性Stanylポリアミド46が最適です。

加水分解が重要な環境

100ºCを超える高温水環境では、特にグリコール(不凍液の添加剤)の周囲でポリアミドの加水分解が発生することがあります。加水分解率は吸水量によって決まり、ポリアミド66はポリアミド6に比べて吸水量が少ないため性能が若干よいと言えます。

しかし強化素材の場合、ポリアミド6の充填レベルを高めると、ポリアミド66と同等の性能を発揮するグレードとなります。これは、剛性の点でメリットをもたらしますが、部品重量と設計の柔軟性の点では不利になります。

低温

ポリアミド6の延性はポリアミド66よりも優れています。比較的低い温度では、素材はより頑強になり、衝撃やノッチに対する感受性も低く、低温で延性挙動を持つことができます。

成果:金型から出てくる部品はより頑強であるため、より安全な部品(低温での分裂のリスクがより少ない)となり、加工中の破損レベルも低下します。

より低い温度に対応する改変されていないグレードの場合、ポリアミド6がより優れた性能を提供します。

この低温性能向けの一般的な用途は電動工具、スキーおよびスノーボードのバインディング、自動車の外装部品です。

美しさ

Akulonポリアミド6は優れたパフォーマンスに加えて見た目もよく、66に比べてオンライン着色がより簡単で、色がより容易に混合し一様で筋抜けのない着色部品を提供します。

またAkulonポリアミド6は強化グレードを使用する場合、ポリアミド66よりも部品の外観が向上します。より容易に流動する素材は、より滑らかで樹脂が豊富な表面となり、スプレイラインまたはフローラインを廃止することが可能になります。成果:塗装を必要としない高品質部品。

最後に、ポリアミド6の結晶化が遅くなると、素材が素早くフリーズしないため、特に強化グレードではオレンジピール効果のないよりよい表面外観が得られます。

耐薬品性

ポリアミドは様々な化学物質に対する耐性で知られています。私たちのAkulonおよびAkulon Ultraflowポリアミドは、様々な種類の油とグリースに対する優れた耐性を持ち、エンジンカバーのようなボンネット内の用途のほか産業用途のギアとベアリングなどに最適です。

Akulonは他のポリアミドと同様に強い無機酸に冒され、安定化しない限り、高温で水やグリコールの周囲で加水分解を発生しやすい傾向があります。化学的特性に関するAkulonグレードの選び方は?

  • 対ポリエステル(PBT):耐加水分解性とアルカリ性の溶剤に対する耐性がよい
  • 対ポリカーボネート(PC):環境応力亀裂に対する耐性がよい
  • ポリアミド6はヒート・エージングと耐油性においてポリアミド66よりも優れています
  • ポリアミド66は、ポリアミド6と同様のガラス繊維含有率を持つグレートの場合、より優れた耐加水分解性を有します。

熱特性

Akulonは広範囲におよぶ温度でパフォーマンスを発揮します。未充填および強化素材は、-40℃(-40°F)の低温からポリマーの融点をわずかに下回る温度(ポリアミド6の場合は220℃(428°F)、ポリアミド66の場合は260℃(500°F))まで 要求の厳しいエンジニアリング用途に使用できます。

 

Akulonの高い結晶度および融点は、これらの素材が高温で剛性を保持することを可能にします。重大な用途では、他の素材と比較して薄い肉厚でありながら安全性能を向上させます。

エージング後に特性を測定する場合は、用途そのものの実環境下で実施することをお勧めしています。最高温度が180°C(356°F)未満の自動車用途では、ポリアミド6はポリアミド66よりも耐ヒート・エージング性、セキュリティおよび耐久性が優れています。

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