電気機器は安全性を確保するために存在する厳しい法規基準によって規制されています。 Arnite ポリエステルが電気およびエレクトロニクス機器に広く使用されており、Arniteのポートフォリオはそれらの厳しい基準を満足する非強化およびガラス強化難燃性グレードを幅広く含んでいます。またハロゲンフリーグレードもご用意しています。
Arniteは1.5mmおよび0.75mmでUL94 V-0等級のグレードをご用意しています。「S」グレード(1.5 mmでV-0)は大半の用途で使用可能であるのに対して、「SF」グレード(0.75mmでV-0)は特性に対する要求がより厳しい場合に使用可能な高性能グレードです。これらのグレードは、50%粉砕再生材料を含め、すべてのカラーバリエーションについてUL規格認定を取得しています。またそれらは比較トラッキング指数(CTI)が非常に高く、フロー特性と頑強性に優れ、高いRTI値を有しています。
限界酸素指数(LOI)は非改質のArniteTで18、非改質のArniteAで21となっています。
認定の詳細はwww.ul.comでご覧いただけます。
一般的に難燃剤による改質は機械的特性、熱的特性、電気特性の劣化を中心に末端使用特性の低下につながります。ハロゲンを含む難燃剤については、高度の連続使用温度(CUT)またはUV安定性が必要である場合に黄変とブルーミングが問題になることがあります。したがって、必要になる難燃剤の量が少ない異なる部品構造や比較的厳しくない試験の適用(例えば、1.6mmでのUL-94 V-0ではなくグローワイヤ960等級するなど)によって、末端使用特性の問題が解決できるかどうかを確認することをお勧めしています。
Arniteには次のハロゲンフリー仕様があります。ArniteXGグレード。
非充填ArniteT製品
ガラス充填ArniteT製品
ArniteTは電気およびエレクトロニクス機器に広く使用されています。それらの用途に対する厳しい難燃性規則が存在します。PBTの限界酸素指数(LOI)は23です。主な用途分野(電気およびエレクトロニクス)の一つでは、PBT使用に適したものとするため(例、UL94 V-0)に難燃性添加剤が必要です。これまで、PBT向けのほとんどの難燃システムは、主難燃剤としてのハロゲン含有有機化合物と相乗剤としての三酸化アンチモンとの混合物で構成されていました。廃棄物焼却炉での焼却時の有毒なダイオキシン放出に関する特定の国における規則強化、およびリサイクル可能な物質に対する要件強化の提案により、ハロゲンフリーの難燃剤を使用したPBTグレードへの関心が高まっています。
Arniteには次のハロゲンフリー仕様があります。ArniteXGグレード。
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