ボディパネルおよびホイールカバー
SIM-CELは最新世代の電気自動車を代表するものです。2つの主要外装部品であるボディパネルとホイールアーチカバーは、堅牢性が高く軽量のEnvaliorの植物由来のプラスチックを使用して作られました。
EcoPaXXは高性能な植物由来のポリアミドで、最も厳しい環境で従来のプラスチックとグリーンなプラスチック両方を上回る性能を発揮します。原材料入手から製品出荷までカーボン・ニュートラルで、主に再生可能なトウゴマ油から作られています。
EcoPaXXはカーボン・ニュートラルの高性能樹脂です。つまり、ポリマー生産時に生成される二酸化炭素は植物の成長の際に吸収される二酸化炭素によって相殺されます。
主な理由は、その70%を構成しているのが痩せた土壌条件で繁殖する熱帯植物であるトウダイグサ(トウゴマ)であることです。フードチェーンと競合せず、重要なことに、その成長において大量の二酸化炭素を吸収します。
EcoPaXXは実績があるほか、世界的に有名なサステイナブル設計会社であるMcDonough Braungart Design ChemistryよりSilverランクのCradle to Cradle認証を獲得しています。EcoPaXXのサステイナビリティに関する詳しい情報は私たちの環境製品宣言(Environmental Product Declaration)でご覧いただけます。
EcoPaXXは最も厳しい環境において性能を発揮するユニークな特性のブレンドを提供します。
優れた機械的特性、高温安定性、幅広い加工ウィンドウのための卓越した熱安定性、良好な寸法安定性のための低吸湿性、調整の高い剛性、軽量化のための比較的低い密度、良好な耐加水分解性と耐薬品性を備えています。
しかもカーボン・ニュートラルです。
EcoPaXXはそのユニークな特性によって幅広い用途に適しています。たとえばE&Eでは、同材料は内部フレーミング用途、ならびに配電に最適です。自動車では、耐熱性および油や液体に対する耐性によって、EcoPaXXは冷却システムとエンジンカバーなどのボンネット内用途、ならびにチャイルドシート、エアバッグシステムなどの安全システム向けに最適です。
スポーツとレジャー用品では、EcoPaXXの卓越した衝撃・曲げ耐性によって、ランニングシューズとスキーバインディングを含む用途に最適です。また要求の厳しい包装業界では強く透明なフィルム、そしてあらゆる種類の産業および消費者関連の用途向けにモノフィラメントおよびマルチフィラメントを作り出す押出成形が可能です。
SIM-CELは最新世代の電気自動車を代表するものです。2つの主要外装部品であるボディパネルとホイールアーチカバーは、堅牢性が高く軽量のEnvaliorの植物由来のプラスチックを使用して作られました。
大手システムサプライヤーのDytech-Dynamic Fluid Technologies(DDFT)は次世代の燃料蒸気分離器向けにハロゲンフリー、難燃性のEcoPaXXポリアミド410を選択しました。