2030年までにあらゆる形態の栄養失調をなくすことを目指します。DSMの栄養改善チームは、革新的な栄養ソリューションと、マルチセクターパートナーとのさまざまなコラボレーションやパートナーシップを通じて、すべての人の明るい未来の実現に何十年にもわたって取り組んできました。これには、世界食糧計画(WFP)、UNICEF、World Vision International、Vitamin Angels、Partners in Food Solutions、Sight and Life、Africa Improved Foodsなどの国連機関も含まれます。
私たちは世界中の幅広く様々な組織と協力して栄養に関する課題を発見し、解決するために活動しています。DSMは、食糧システムを健康的でサステナブルな生産と消費形態に移行させるという目的の下、栄養不良や栄養失調の改善に取り組むさまざまな団体やパートナーシップを通じてこの活動を行っています。ともに啓発活動に取り組んでいる団体としては、世界最大の人道支援組織である国連世界食糧計画(WFP)、持続可能な開発のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development)、世界経済フォーラムとの長年にわたるパートナーシップ等があります。
私たちは、認定を受けた製造拠点における作業方法と生産プロセスの継続的な改善を通じて原材料とエネルギーの使用を最小限に抑え、温室効果ガスと亜酸化窒素の排出を削減しています。2018年、私たちはパリ協定に沿った新たな目標を掲げその水準を引き上げました。DSMの目標は、2050年までに排出量をゼロにすることです。
DSMは国連が採択した17の持続可能な開発目標(SDGs)すべてに貢献していますが、特に弊社が最も影響力を発揮できると考える5つの分野については、その実現に向けより力を入れて取り組んでいます。詳しくはSDGsとDSMの戦略(日本語)もしくはDSM-SDGs.com(英語)をご覧ください。
消費者はますます自然志向の食品を求めるようになっており、これはより健康的でサステナブルな方法で生産された栄養への需要にも結びついています。DSMが2019年に行った世界の健康関心に関する調査によると、世界の消費者から最も求められている成分表示情報は天然由来の成分に関する情報です。弊社の栄養原料のポートフォリオには、植物、動物、ミネラル、また微生物由来の天然由来の抽出物や、自然界に存在するものと同一の人工成分が含まれています。私たちはこれらの自然から抽出された栄養成分や自然界と同一の栄養成分を通して、透明性を持ち、かつ持続可能な栄養原料をお客様にご提供しています。DSMでは、透明性の高いサステナビリティのデータを共有しています。詳しくはDSM-SustainabilityPartners.comをご覧ください。