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CAE(Computer-Aided Engineering):自動車の複合部品の開発を加速

2018年 9月 18日
  • Lucien Douven シニア・デザイン・エンジニア

自動車業界はかつてない速さで進化しています。自動車業界は自動運転車、ライドシェアリング、電気自動車推進のニーズに追いつくためしのぎを削っており、OEMやパートナー企業群は、品質や安全性に妥協することなく開発時間を短縮するのに役立つエンジニアリングツールを必要としています。シミュレーションや仮想プロトタイピングツールなしに、急速なペースの変化に追いつくことはできません。

デザイナーとエンジニアは金属部品を軽量の熱可塑性プラスチックに置き換えており、部品の性能を正確にモデリングできることは必須です。射出成形されたガラス短繊維強化熱可塑性プラスチックの特性は、温度、ひずみ速度、繊維の方向によって異なることがあります。Computer-Aided Engineering(CAE)は、それらの新しいコンポーネントのモデリングを可能にします。熱可塑性プラスチック製の部品の設計と製造に関するリスクを軽減し、新しいデザインの信頼性を高め、安全性、品質、コスト、市場投入までの時間に悪影響を与えないことを保証します。金属に関しては多くのデータと文書が存在している一方、複合材料の挙動の再現は、これまではより困難だとされてきました。しかし、シミュレーションに材料特性に対する成形プロセスの影響を統合し、複合構造の有限要素解析(FEA)モデルを作成できるようになりました。

私は先週、4月26日にデトロイトで開催されたe-Xstream Automotive Materials Dayで、ガラス短繊維強化熱可塑性プラスチックの不具合予測方法について発表しました。MSC傘下のe-Xstreamは、主要なすべての構造FEAプラットフォームに対応する強化プラスチックと複合材の先進的な材料モデリングプラットフォームであるDigimatソフトウェアを開発しています。

 

DSMでは、材料販売はすべてパートナーシップと位置付けており、材料の応力ひずみ挙動を測定し、Digimatソフトウェアの入力デッキを徹底的に引き出しています。これによってお客様とさらに緊密に協力し、温度、湿度、衝突挙動の影響など、材料モデルに対する将来的なニーズを特定することが可能になります。当社のチームは、射出成形部品の社内テストによって材料モデルの精度とロバスト性を確認し、材料モデルの予測が正確であることを検証しています。この厳しいテストを通して、剛性、固有振動数、および不具合荷重に関する優れた結果を確認することができました。当社はまた、材料の疲労性能に関し良好な結果を得るための新しいモデルも開発しました。

コネクテッドカーの時代に向けたこのとてつもない転換期を通じ、当社はお客様の支援を続け、このツールを最新の状態に保つことに全力を尽くしています。これにより、金属を熱可塑性プラスチックに置き換える、新しい革新的な部品開発へのお客様のプロジェクトの成功をお手伝いします。

モデリング・ソフトウェアに関する経験のレベルに関わらず、当社のエキスパートがいつでもお手伝いいたします。

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