DSMエンジニアリングプラスチックス

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電気自動車の高電圧システムが最も厳しい安全基準を確実に満たせるようにする方法

2019年 3月 25日
  • Dr Tamim Peter Sidiki(タミム・ピーター・シディキ博士)DSMエンジニアリングプラスチックス、グローバル・マーケティング・ディレクター(エレクトロニクス)

コネクテッドカーや自動運転の普及を目指す流れの中で、ますます多くの車両システムが電気系統になりつつあります。1970年には、自動車の価値に占めるエレクトロニクスの割合は4%でした。今日、エレクトロニクスは自動車の価値の35%を占めています。この数字は2030年までに50%に達する見通しです(Statista(スタティスタ)社の「Automotive electronics cost as a share of total car cost worldwide(自動車の総コストに占める自動車エレクトロニクスのコストの世界的な割合)」より)。自動運転の普及を目指す流れに排ガス規制の強化、バッテリー価格の引き下げ、充電インフラストラクチャーの改善、走行距離の拡大が組み合わされることを踏まえて、アナリストたちは、2025年に販売される新車の35%は電気自動車になると予測しています。最も厳しい排ガス規制のある大都市では、ピーク需要が発生するでしょう。

電気自動車を消費者にとって魅力的なものにするには、バッテリーの充電時間を短くする必要があります。それを可能にするのが、高電圧充電と相互接続システムです。これにより、バッテリーがメインのEモーターを駆動するのに十分な電力を発電できるようにもなります。とはいえ、高電圧システムは、コネクターに使用する素材に新たな課題をもたらします。エンジニアは、絶縁強度、耐クリープ性、耐トラッキング性、色分けできるさまざまな電気システムなどの、厳密な設計パラメータを満たす必要があります。高電圧システムとメインバッテリー充電経路のために選ばれるオレンジ色は、保守作業中または事故発生時、オペレーターや救助隊が安全に作業できるようにする効果があります。

DSMのポートフォリオには、電気自動車の高電圧システムに必要な電気的性能を発揮するように設計された、さまざまな難燃性素材が含まれています。ForTii®ファミリーのAkulon®ポリアミド(PA6)、PA66、またはPPAをベースにしたこれらの素材は、600Vを超える比較トラッキング指数(CTI)、30kVを上回る絶縁強度、140°Cという相対温度指数(RTI)に加えて、ポリアミドの優れた機械的強度も備えています。これらの素材は、プレスフィット、ウェーブはんだ付け、リフローはんだ付けなど、さまざまなアセンブリ設計に対応できます。ForTii® Ace JTX8は、JEDEC MSL1に適合する唯一の素材であり、どんなに長期間保存してもブリスターが発生しません。高い機械的強度により、組み立て中も組み立て後も高い信頼性を発揮し、過酷な条件下で何年も使用した後であっても、その機械的性能を維持します。ForTii® T11は0.2 mmでUL94-V0等級を満たす素材であり、利用できる最高レベルの難燃性を備えています。ポリエステルの寸法安定性と低吸湿性をポリアミドの高い機械的強度と組み合わせることによって、当社のポートフォリオの素材はハロゲン、赤リン、イオン性熱安定剤を含有しない、環境に優しい高性能素材になっています。

電気自動車の高電圧システムが最も厳しい安全基準を満たす方法について詳しくは、こちらからホワイトペーパー全文をダウンロードしてください。

ホワイトペーパー:

自動車の未来(英語)

      

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エンジニアリング熱可塑性プラスチックが自動車の電化を具体化する(英語)

    

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