持続可能性

DSMは失敗なくして成功はないと確信しています。したがってDSMは食品や医薬品製造の有効性を向上させるために、全産業レベルで、特にダルリーでのQ®-C製造で多大なる努力をしています。
DSMは近年株式指標DJSIでほぼ最高位をつけている事実に示されているように、持続可能で透明性のある方法で利害関係者価値を届けることに注力しています。私たちにとって、持続可能性の維持とは、社会、経済、環境、(または人、利益、地球)の3つの側面を同時に満たして価値を生み出すことを意味します。その成果のひとつとしてダルリー工場がビタミン製造工場で初めてCarbon Trust* certificateを受賞しました。
生産
DSMでは出発原料から最終製品に至るまでGMOフリーを保証できます。
製造工程は最高水準のSHE(安全、健康、環境)必要条件に基づいています。工場ではエネルギー負荷削減のためにガスと電気を併用し、また工程廃水は生物分解性が非常に高いため環境への影響は最低限に抑えられています。
DSMでは製造工程中の溶媒を回収し再利用しています。硫酸廃液は洗剤やガラス製造産業向けにリサイクルされ、砂糖の廃水流も回収され動物飼料用に再利用されます。
一方、バルク原料の約45%を鉄道輸送することにより環境への影響をさらに抑えています。DSMの製造工程中の総廃棄物は、関連規制当局により“影響はごくわずか”に分類されています。全製造工程をコントロールするために垂直統合し、実際に全製造現場でシックスシグマを採用し、生産の一貫性向上、保守改善、環境への影響低減を果たしています。