ロノザイム フィターゼ

RONOZYME® phytases

ロノザイム フィターゼ  –  より多くのリンを放出する

弊社のフィターゼ製品群は、リンの放出を増加させ、生産成績を改善し、コストを削減します。

リンは動物の飼料における必須の栄養素です。リンは成長、繁殖、飼料の利用に影響を及ぼします。

飼料原料中に含まれている植物由来のリンの多くは、動物が利用することができません。ほとんどの植物中のリンは分解されずに排泄されるので、それを補うためには、飼料に無機リンを添加する必要があります。

フィチン酸の分解を促進し、植物中のリンの利用率を高めることにより、養鶏および養豚生産者に以下のような利益をもたらします。

  • 飼料中の無機リンレベルの低減
  • 飼料コストの削減
  • 畜産の持続可能性を高める

ロノザイム® フィターゼの重要性

フィターゼは、植物中のフィチン酸からリンを放出させる消化酵素です。

単胃動物は、リンを十分放出させるために必要な量のフィターゼを分泌することができません。飼料にフィターゼ製品を添加することで、フィチン酸の分解を促進し、植物中のリンの利用性を高めることができます。

飼料中に元来含まれているリンをより多く利用できるようになると、飼料に添加するリンの量を減らすことができます。このことは、飼料コストの削減に大きく寄与します。

飼料中に元来含まれているリンをより効率良く利用できるようになると、糞中に排泄されるリンの量を減らすことができます。これにより、畜産が環境に与える負荷を減らすことができます。

弊社のフィターゼ製品は、傑出した信頼性と一貫した有効性により、きわめて優れたリンの放出をもたらします。そして、生産成績の改善と、畜産ビジネスの持続可能性を高めることを可能にします。

ロノザイム® NP – より多くのリンを放出する

鶏や豚のリンの利用性を高めるようサポートすることの重要性が認識されています。 弊社の高品質なフィターゼ製品は、お客様が求めている革新性を提供します。

豚や鶏が、飼料中の穀物・油実粕から最大限のリンを得るためには酵素が必要です。

ロノザイム® NPは、植物中のリンの利用性を改善することが証明されており、養鶏・養豚生産者にきわめて有効なソリューションを提供します。

飼料用酵素は、子豚、肥育豚、ブロイラー、アヒルの増体と飼料要求率を改善します。採卵鶏においては、卵の生産量を増加させます。また、添加が必要な無機リンの量が少なくなるため、飼料コストの削減が可能となります。

ロノザイム® NPは、畜産の環境負荷の削減において重要な役割を果たします。

鶏や豚のリンの利用性を高めることの重要性が認識されています。DSMの高品質なフィターゼ製品は、お客様が求めている革新性を提供します。

製品形態と安定性

我々は、動物がこの飼料添加物から最大の利益を得られるよう、製品の形態を調整しています。ロノザイム® NPは、優れた熱安定性を備えています。通常の飼料の製造工程において、破壊されることはありません。また、動物の分泌する消化酵素や、低pH環境にも耐え、高い有効性を発揮します。

飼料の製造システムがどのようなものであっても、以下の製品形態により、ロノザイム® NPは最大の利益を提供します。

CTフォーム

ペレット飼料向けの製品です。CT(Coated Thermo stable)は熱安定性に優れたロノザイム®NPの製品形態です。ダスト等の粉塵もほぼありません。

Lフォーム

ペレット加工後の添加に適した液剤タイプの製品です。

どのような製造工程でも、ロノザイム® NPは利益をもたらします。