市場拡大に向け、新規顧客層の開拓に手ごたえ
ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバル企業であるDSM社(以下、DSM)は、東京ゲームショウ2014(9月18日~21日)に出展したEIZO株式会社、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社、SteelSeries APSのプロモーション施策として、『ゲーム視力』測定コーナーの運営協力をし、眼に欠かせない栄養素『ルテイン』摂取の啓蒙を行いました。
本施策の狙いは、既存のユーザー層とは異なる若者にルテインを広めて新規顧客層を作り出し、ルテイン市場の拡大を図ることです。そこで、PC眼鏡の普及に伴う若者のアイケア意識の高まりを活かしながら、コアなゲームユーザーである来場者に向けて、よりゲームを楽しむためにルテインを摂取するよう呼びかけました。
若者への訴求にあたって、興味を持っていただくために『ゲーム視力』を提唱しました。黄斑が司る『コントラスト感度』などを『ゲーム視力』と定義し、ゲームパフォーマンスへの影響を紹介しながら、黄斑濃度を上げるルテインの重要性を啓蒙しました。
当日は、医療用の黄斑濃度測定機械を利用し、黄斑濃度を『ゲーム視力』の参考値として提示。さらに、プロゲーマーチームの平均値と自身の数値とを比較していただくことで、参加意欲や情報の拡散性を高めました。
『ゲーム視力』測定コーナーは常時40分~60分待ちと大盛況で、4日間で839名の方に検査を受けていただきました。また、新しい定義に興味を示したゲーム専門メディアをはじめ40以上のメディアに掲載されたほか、SNS上ではルテインや野菜の摂取を宣言するコメントも多数見られ、これまでルテインと馴染みの薄かった若年層への波及効果が見込まれます。
DSMでは、構造機能表示解禁の機会を活かしながら今後もルテイン啓蒙に力を入れるとともに、原料供給だけでなくマーケティングや市場開拓、製品開発サポートといった“ソリューション”の提供に力を入れ、業界全体の活性化に繋げていく考えです。
ルテインは、健康な黄斑と網膜のための大切な要因である黄斑色素濃度を高める働きがあります。そのため、ルテインが含まれる果物や野菜を多く食べると、加齢黄斑変性(AMD)や白内障のリスク軽減につながることがわかっています。また、黄斑色素濃度は眼球水晶体の透明度に関係しています。
FloraGLO®ルテインはケミン・ヘルスの特許製法により、マリーゴールドの花から抽出・精製・結晶化した天然素材で、人間の身体に存在するルテインと同一のものです。マリーゴールドから抽出したままのマリーゴールド・オレオレジン(エステル体)を精製および結晶化することで、汎用性の高い製品が実現しました。
DSM – Bright Science. Brighter Living.™
DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、ファーマシューティカルズ、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオ素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ90億ユーロで、NYSE Euronextに上場しており、社員数は24,500名です。
詳細については www.dsm.com をご覧ください。