DSM、第3四半期決算を発表

DSM、第3四半期決算を発表

Tokyo, JP, 03 12 2014 05:00 CET

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスの両部門好調、3億1500万ユーロのEBITDAを達成

  • 2014年第3四半期では、継続事業の金利・税金・償却前利益(EBITDA)は3億1500万  ユーロを達成
  • 既存事業において前年同期と比べ5%の増益
  • ニュートリション部門のEBITDAは2億2500万ユーロで、好調を維持
  • パフォーマンスマテリアル部門のEBITDAは、9100万ユーロで、前年同期および前期と比べ増加
  • 第3四半期の営業活動によるキャッシュフローは3億100万ユーロ
  • 2014年通年では、現在の市場予想に沿った内容になる見通し

ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバル企業であるDSM社は、2014年第3四半期の継続事業の金利・税金・償却前利益 (EBITDA)が3億1500万ユーロ(前年同期:3億3100万ユーロ、前期:2億9300万ユーロ)であったと発表しました。

DSM社CEO兼取締役会長Feike Sijbesma(フェイケ・シーベスマ)のコメント;

第3四半期は、前期と比べてキャッシュフローが改善し、好成績を収めることができました。ニュートリション分野では、同期 後半におけるビタミンEの価格圧力の激化などの課題がありましたが、弾力のあるビジネスモデルとバリューチェーンで築いた 確固たる市場でのポジションが、前年同期比からの改善につながりました。パフォーマンスマテリアル分野においては、効率化と、原価管理の継続に集中したことが功を奏しており、EBITDA増加に寄与したすべての部門の業績を嬉しく思います。

不安定な経済状況と消費者の購買意欲の低下が広がり続けると、市場に悪影響を及ぼします。また、第3四半期においては、為替レートが業績によい影響をもたらしましたが、為替変動は不確かなものです。そのため、DSMは、外部環境に左右されずにニュートリションとパフォーマンスマテリアル部門を成長させるためのビジネス戦略を徹底していくとともに、ポリマー中間体部門と合成樹脂部門において戦略的アクションを続けていきます。また、オペレーショナル・エクセレンス(業務プロセス改善による競合優位性)の確立や業務効率化にフォーカスすることで、利益やキャッシュフローの増加に努めていきます。最終四半期に対しても、DSMのパフォーマンスは、現在の市場の期待と一致していけると思っています。

2014年度の見通

不安定な経済状況と一般消費者の購買意欲の低下が広がり続けると、市場に影響を及ぼす。第3四半期においては、いくつかの為替レートが業績によい影響をもたらしたが、為替は不安定な状況です。予期せぬ事態がおきない限り、DSMは、市場の期待に応える軌道に乗っているといえます。

DSM – Bright Science. Brighter Living.

DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助食品、パーソナルケア、 飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロ、社員数は24,500名で、NYSE Euronextに上場しています。

詳細については www.dsm.com をご覧ください。

* 本リリースは2014年11月4日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、 および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれることから、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。

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