JP, 28 1 2015 03:00 CET
DSMニュートリションジャパン株式会社は、シニア層のロコモティブシンドローム対策に向けて、ビタミンD3とビタミンK2のプレミックス「ダブルビタミンforロコモ」の発売を開始します。骨や筋肉の強化を司る代表的なビタミンを同時に摂取することで相乗効果が生まれ、将来寝たきりにならない丈夫な体づくりをサポートします。
なお、本製品は、株式会社J-オイルミルズの共同で開発したもので、少量添加で必要量を満たすことができ、無味無臭である納豆菌由来の同社製「ビタミンK2(MK-7)」を採用しています。
寝たきりや要介護になる原因は運動器由来のものが約半数を占めています。そのため、ロコモティブシンドローム対策の重要性が謳われており、実際に、シニア層の中では運動をする人が増加するなど、丈夫な体づくりへの意欲も向上しています。そこで、DSMは、最新の研究で改めて骨や筋肉への作用で注目を集めているビタミンDとビタミンKに着目し、栄養面からのロコモ対策を提案する本プレミックスの発売を決定しました。
ビタミンD:
カルシウムの吸収作用に加え筋肉にも健康作用があるとされ、国際オリンピック委員会にその効果を認められています。
ビタミンK:
骨の石灰化に必要なだけでなく、骨コラーゲンの産生を促進して骨のしなやかさ(骨質)を維持する効果が知られています。
相乗効果:
骨と筋肉の強化を代表する2つのビタミンの併用により、筋肉、骨密度、骨質がバランスよく強化され、転倒防止や骨粗しょう症予防に効果を発揮します。相乗効果を測るための臨床試験では、難しいとされる骨密度の増加が認められました。
平成25年国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、要支援者の主原因は関節疾患(20.7%)、高齢による衰弱(15.4%)、骨折・転倒(14.6%)となっており、将来、要介護や寝たきりにならないためには、丈夫な体づくりが重要であることがわかります。
“Quality For Life™(クォリマーク)”は、品質、信頼性、トレーサビリティ、持続可能性の全てにおいて、高い基準で製品を提供することをお約束するマークです。同時に、消費者に対し栄養素の品質・安全性の重要さを啓発するマークでもあります。
クォリマークを高品質の証と製品表示に付与していただくことで、使用されている栄養素がハイクオリティであることを示していただくことができます。また、ビタミンの種類ごとにマークを用意しており、本プレミックスを採用されたメーカーには、“クォリ D”のマークをご利用いただくことができます。
本プレミックスは、1月28日(水)29日(木)開催の第7回メディケアフーズ展(東京ビックサイト)にて初公開しています。また、最新の研究で判明したビタミンDとビタミンKの健康効果や同時摂取による相乗効果などのエビデンスを同展示会のセミナーで発表し、来場者である管理栄養士への啓発活動も行いました。
DSM – Bright Science. Brighter Living.™
DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や 栄養補助食品、パーソナルケア、飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロ、社員数は24,500名で、NYSE Euronextに上場しています。
詳細については www.dsm.com をご覧ください。