DSM、第1四半期決算を発表

DSM、第1四半期決算を発表

Tokyo, JP, 18 5 2016 07:00 CEST

グループ全体のEBITDAは、前年同期比19%増の2億9600万ユーロで堅調

  • 2016年第1四半期の決算は堅調
  • グループ全体の売上高は19億1300万ユーロで、既存事業売上高は前年同期比2%増
  • グループ全体の金利・税金・償却前利益(EBITDA)は、前年同期比19%増の2億9600万ユーロ
  • ニュートリション部門では、既存事業売上高が6%成長し、EBITDAは前年同期比15%増
  • マテリアル部門では、原材料コストの低下などを受け、EBITDAが前年同期比で10%増
  • グループ全体の使用資本利益率(ROCE)は、営業利益(EBIT)の増加に伴い、9.8%に改善(2015年度第1四半期では、同6.8%)
  • 2016年度の見通しは維持

DSM社CEO兼取締役会長Feike Sijbesma(フェイケ・シーベスマ)のコメント;

全部門で改善プログラムの好影響が見られ、2016年度第1四半期の決算が成長性、収益性、利益率の観点から好調であったことをうれしく思います。

ニュートリション部門では、アニマルニュートリションとヒューマンニュートリションの双方が、販売数量において市場の成長率を上回る伸びを実現し、とりわけヒューマンニュートリションでは、市況が弱かった前年同期と比べ、特筆すべき改善を見せています。我々の取り組みの成果が、ニュートリション部門でのEBITDAの成長や利益率の改善として現れました。

マテリアル部門はポートフォリオを高付加価値製品の方向へシフトしたことの影響もあり、引き続き強固な業績を維持することができました。また、いくつかの製品群において販売数量が減少しましたが、原材料コストの低下が利益を支えました。ただし、原材料コスト低減の効果はいずれ減少すると予期しています。

マクロ経済の環境は引き続き不安定ではありますが、イノベーションや成長戦略、そして、グループ全体のコスト・生産性の改善プログラムの導入に中期経営計画を達成できると確信しています。

2016年度の展望

DSMは、2018年までの中期経営計画Driving Profitable Growth(収益性の高い事業の推進)に沿って、年間を通じてEBITDAとROCEを成長させることを目指しています。

DSM – Bright Science. Brighter Living.™

DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助 食品、パーソナルケア、飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロ、社員数は25,000名で、Euronext Amsterdamに上場しています。

詳細については www.dsm.com をご覧ください。

* 本リリースは2016年4月26日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、 および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれること から、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。

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