DSM、第3四半期決算を発表

純利益が前年同期比38%増。EBITDAは同13%増。

DSM、第3四半期決算を発表

JP, 21 12 2016 05:30 CET

純利益が前年同期比38%増。EBITDAは同13%増。

  • グループ全体の売上高は19億9800万ユーロで、オーガニック・セールス・グロースは前年同期比3%増、金利・税金・償却前利益(EBITDA)は前年同期比13%増の3億2300万ユーロ
  • ニュートリション部門では、オーガニック・セールス・グロースが5%増、EBITDAは前年同期比8%増
  • マテリアル部門では、販売量が5%増加し、EBITDAは前年同期比16%増
  • グループ全体の使用資本利益率(ROCE)は、営業利益(EBIT)の増加に伴い、10.6%に改善(2015年度第3四半期では、同7.9%)
  • 純利益は前年同期比38%増の1億4600万ユーロ(Patheon社の株式公開による収益をはじめとする特別損益の処理後は3億2200万ユーロ)
  • 2016年度の見通しは据え置き

 注:買収・売却や為替レートの影響を除いた売上高成長率

DSM社CEO兼取締役会長Feike Sijbesma(フェイケ・シーベスマ)のコメント;

営業と財務がともに力強く成長し、計画を大きく上回る成績を納めたことを嬉しく思います。この結果は、成長のための新たな指針であり、また、野心的な業務改善と経費削減策を目指した2018年までの中期経営計画に沿って、マテリアル部門とニュートリション部門がともに成長したことによって達成したものです。

マテリアル部門では、原材料価格の低下が続き、また、優れた製品構成と積極的な利ザヤ管理の結果として高い利益率を誇る特殊素材が牽引し、販売量が堅調に増加しました。また、ニュートリション部門では、本四半期で追加コストが発生したものの、素晴らしEBITDAの成長を遂げています。特に、アニマルニュートリション分野では、ビタミンの価格増が好影響を及ぼし、厳しい環境だった昨年と比較し、販売量を順調に増加させることができました。また、ヒューマンニュートリション分野でも、販売量が堅調に増加しています。

私たちは、世界的なマクロ経済環境は引き続き懸案事項ではありますが、力強い事業パフォーマンスを継続し、業務改善プログラムが下支えになることで、2016年通期では、中期経営計画で定めた中期目標を前倒しで達成できると予想しています。

DSM – Bright Science. Brighter Living.™

DSM社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独自の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSMと関わる全ての人々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSMは食品や栄養補助 食品、パーソナルケア、飼料、医療機器、自動車、塗料、電気・電子機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる革新的なソリューションを提供します。年間の純売上高はおよそ100億ユーロ、社員数は25,000名で、Euronext Amsterdamに上場しています。

詳細については www.dsm.com をご覧ください。

* 本リリースは2016年11月3日にDSM社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

将来予測に基づく記述

本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述はDSM経営陣による現時点での期待、推定、予測、 および現時点で当社が入手可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれること から、DSMはその予測の実現については保証しません。また、DSMは本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。

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