Tokyo, JP, 02 5 2018 06:00 CEST
【第1四半期暫定決算】
当社の事業業績が好調さを維持し、市場を大きく上回る成長を見せていることを非常に喜ばしく思っています。また、業界内で生じた異例の供給の乱れに起因して、現在複数のビタミン製品で価格が大きく高騰しており、これによる利益も得ています。これは一時的なものであり、大半は上半期に集中するものと見られています。 これら2点が合わさり、2018年通期の見通しが大きく上方修正される要因となりました。
<参考資料>
1 調整後EBITDAは、代替的業績指標(APM)であり、継続的業務を反映しています。
2 本プレスリリースにおいて基本事業は、売上高および調整後EBITDAを測定する業績として定義され、DSMが可能な限り正確に見積もった、一時的なものと予想されるビタミンによる影響を織り込んで修正されています。
DSMは、2018年通期の見通しを上方修正し、現在は調整後EBITDAの成長率について25%に向けた伸びを予想しており、また関連するROCEの成長率についても上昇を予想しています。これは、以下の点を 根拠としています。
DSMは、基本事業によるオーガニック・セールス・グロースが11%と、第1四半期決算報告が非常に好調なものとなると考えています。基本事業における、外貨によるマイナス影響を含めた売上高の合計成長率は3%、調整後EBITDAの合計成長率は7%と予測しています。
さらに、異例なビタミン価格設定が行われる環境下にあることから、第1四半期には1億6500万ユーロの 追加利益が調整後EBITDAに寄与すると想定されます。
ニュートリション部門基本事業のオーガニック・セールス・グロースは12%と予測され、これは、市場を大きく 上回る7%の販売数量増によるものです。四半期中の5%の価格上昇により、外貨によるマイナス影響 および投入コスト増が一部相殺されました。
基本事業における、外国為替によるマイナス影響を含めた調整後EBITDAは7%増、調整後EBITDA率は約19%となるものと予測しています。
さらに、業界内に生じた異例の供給の乱れに起因する、一時的なものと予想される異例のビタミン価格環境により、第1四半期には1億6500万ユーロの追加利益が調整後EBITDAに寄与すると想定されます。
マテリアル部門のオーガニック・セールス・グロースは、投入コスト増の相殺を目的とした価格引上げの実施により約7%の販売数量増および約4%の価格上昇が生じることにより、11%となることが予測されます。外国 為替によるマイナス影響を含めた調整後EBITDAは、11%増、調整後EBITDA率は約17%となるものと予測しています。
DSM 社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアル サイエンスにおける独⾃の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSM と関わる全ての⼈々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSM は⾷品や栄養補助⾷品、パーソナルケア、飼料、医療機器、⾃動⾞、塗料、電気・電⼦機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などの グローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる⾰新的なソリューションを提供します。年間の 純売上⾼はおよそ 100 億ユーロ、社員数は 25,000 名で、Euronext Amsterdam に上場しています。
詳細については www.dsm.com をご覧ください。
* 本リリースは 2018 年 4⽉ 12 ⽇に DSM 社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。
将来予測に基づく記述
本プレスリリースには、将来予測に基づく記述が含まれています。これらの記述は DSM 経営陣による現時点での期待、推定、予測、および現時点で当社が⼊⼿可能な情報に基づいています。これらの記述には、予測が困難な特定のリスクと不確実性が含まれることから、DSM はその予測の実現については保証しません。また、DSM は本プレスリリースに含まれる記述を更新する義務を負いません。