DSM, 温室効果ガスの排出削減を金利に連動させる リボルビング・クレジット・ファシリティを締結

DSM, 温室効果ガスの排出削減を金利に連動させる リボルビング・クレジット・ファシリティを締結

JP, 13 6 2018 06:00 CEST

健康、栄養、先端材料分野で活発な活動を続けるグローバル企業である Royal DSM(以下「DSM」)は、本日、DSMの温室効果ガス(GHG)の排出削減を金利に連動させる新たな10億ユーロのリボルビング・クレジット・ファシリティを締結したことを発表しました。これは、15行から成る銀行団と取り交わされたもので、2018年と2020年にそれぞれ期限を迎える総額10億ユーロの既存の信用枠2つと置き換えるものです。

DSMにとって、持続可能性は会社のコアバリューであり、かつ企業としての大きな責任であると同時に、ビジネスの成長を促進する重要な要素です。なかでも、気候変動に対する取り組みは、持続可能性とビジネス全般へのアプローチを支えています。気候変動への取り組みに係るDSMのコミットメントをさらに明確にするため、DSMは、このクレジット・ファシリティの金利をGHGの排出削減実績、具体的には累積的なGHGの効率改善、エネルギー効率指標(EEI)の改善、再生可能エネルギーからの電力利用の増量という3つの要素に連動させることとしました。

DSM社の最高財務責任者(CFO)、ジェラルディン・マチェット(Geraldine Matchett)氏は、次のように述べています。「DSMは、気候変動の改善に資する製品やソリューションを提供することに深くコミットしています。このため、私たちの長期的なパートナー銀行がこのように革新的な金融手法によって私たちをサポートしてくださっていること、そして弊社が行うすべて、すなわちコーポレートファイナンスも含めたすべてに含まれる持続可能性の重要性を重視してくださっていることを、大変喜ばしく思っています。」

この10億ユーロのリボルビング・クレジット・ファシリティは、DSMの強力な流動性プロファイルをさらに強化するものであり、一般的な事業への活用が意図されています。ファシリティの期限は5年で、さらに2年間延長される可能性もあります。DSMの持続可能性に係る取り組みの詳細は、DSM社2017年の統合アニュアルレポートをご覧ください。

DSM – Bright Science. Brighter Living.™

DSM 社は、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業です。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスにおける独⾃の技術を組み合わせることで、経済的繁栄、環境問題への取り組み、そして社会の発展を促進し、DSM と関わる全ての⼈々にとって持続可能な価値を創造します。また、DSM は⾷品や栄養補助⾷品、パーソナルケア、飼料、医療機器、⾃動⾞、塗料、電気・電⼦機器、ライフプロテクション、代替エネルギー、バイオベース素材などのグローバル市場において、顧客企業の業績向上・維持に貢献できる⾰新的なソリューションを提供します。年間の純売上⾼はおよそ 100 億ユーロ、社員数は 25,000 名で、Euronext Amsterdam に上場しています。

詳細については www.dsm.comをご覧ください。

* 本リリースは 2018 年 5 ⽉ 30 ⽇に DSM 社から発表されたプレスリリースを抄訳したものです。

リンクのダウンロード