プレスリリース

DSMが、バイオベースのDyneema®(ダイニーマ®)生産のため、SABIC およびUPM バイオ燃料とのパートナーシップを発表

Tokyo, JP, 06 04 2020 09:00 JST

栄養、健康、および持続可能な暮らしに貢献するグローバルな化学メーカーであるRoyal DSMは、化学業界のグローバルリーダーであるSABIC、そしてサステナブルな原材料の大手メーカーであるUPMバイオ燃料のパートナーシップを発表し、”世界最高強度の繊維”、Dyneema®(ダイニーマ®)の環境負荷削減を目指すこととなりました。このパートナーシップにより、Dyneema®(ダイニーマ®)は、SABICの画期的な認証済み再生可能製品向けTRUCIRCLE™ソリューションを活用して、バイオベースの原料への移行を開始します。これによりDSMは、Dyneema®(ダイニーマ®)のサステナビリティに関する取り組みを強化し、循環型かつバイオベースの経済への移行、というコミットメントを実現していきます。

2019年12月、DSMはDyneema®(ダイニーマ®)高機能繊維についての意欲的なサステナビリティターゲットを発表しました。この新しいパートナーシップは、2030年までに原料の少なくとも60%をバイオベースの原材料から調達するという目標の実現に向けた、重要な第一歩となります。バイオベースの原料へ移行することで、Dyneema®(ダイニーマ®)独自の特性は維持しながらも、プロセスの効率や最終製品の性能を損なうことなく、お客様によりサステナブルなソリューションの提供が可能になります。Dyneema®(ダイニーマ®)のバイオベース原料は、世界的に認められているサステナビリティ認証であるISCC Plus認証を取得する予定である一方で、お客様の製品は最終ユーザーの再認定を受ける必要はありません。バイオベースのDyneema®(ダイニーマ®)は、2020年4月より販売を開始します。

UPMバイオ燃料は、パルプ工程の残渣からバイオベースの原料であるUPM BioVernoを生産しています。これをSABICが処理して、TRUCIRCLE™ソリューションの中で再生可能なエチレンを製造します。TRUCIRCLE™では、認証済みの再生可能製品、特に食物連鎖と競合しないバイオベース原料から樹脂や化学物質を生産することができ、炭素排出量の削減に貢献しています。マスバランスアプローチを適用することで1、DSMはバイオベースのDyneema®(ダイニーマ®)繊維を製造することができ、環境への影響を低減した上で揺るぎない耐久性と性能が実現します。この新しいパートナーシップを通して、よりサステナブルなバリューチェーンの実現に向けて、パートナーやサプライヤーと密接に協力していくことに、DSMはコミットしています。

DSM プロテクティブマテリアルズのプレジデントであるWilfrid Gambadeは次のように述べています。SABIC社、UPMバイオ燃料社とのパートナーシップは、DSMにとってサステナビリティの追及において重要なマイルストーンを達成したと言えます。今後は、化学業界が従来型の化石由来資源から再生可能な資源へ移行できるように推進していきます。原料の環境への影響向上により、パートナーとともに、人々や環境保護に貢献し、英知あふれるサイエンスで、より豊かな暮らしを実現していきます。」

SABICの循環型経済担当リーダーであるMark Vester氏は次のように述べています。「今回のパートナーシップとイノベーションにより、ポジティブな変化を実現できると考えています。SABICTRUCIRCLEの取り組みにより、2020年には使用済みプラスチックのリサイクルにコミットしています。SABICは、バリューチェーンの変革と、循環型で透明性のある持続可能な経済の実現に向けたさらなる一歩として、DSM社とUPMバイオ燃料社との提携を喜ばしく思います。」

UPM バイオ燃料のセールスおよびマーケティングディレクター、Juha Rainio氏は次のように述べています。UPM バイオ燃料は、化石由来の原料を再生可能な原料へ置き換えることに取り組んでいます。SABIC社とDSM社とのパートナーシップは、化石燃料に頼らない社会システムの構築であり、UPM バイオ燃料が今後の原動力となり、未来への発信が強化されることを期待しています。」

1) マス・バランス・アカウンティングは、複雑なバリューチェーンを通じて素材の流れを追跡するためのアプローチとして広く知られています。マス・バランス・アプローチは、バイオベース及びリサイクル含有物を様々な製品にどのようにして使えば、その製品を「バイオベース」または「リサイクルベース」の製品であるとうたい、かつ販売できるかを定めた一連のルールを示すものです。出典:エレン・マッカーサー財団(マスバランスホワイトペーパー)

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原田 愛 (Ai Harada)

DSM Japan
広報担当
03-5404-8336

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