プレスリリース

DSM、Clariantの3Dプリンティング材料事業を統合、市場主導型のラピッドプロトタイピング・製品開発ソリューションポートフォリオを拡充へ

Tokyo, JP, 07 07 2020 09:00 JST

栄養、健康、サステナブルな暮らしの分野で事業を展開するグローバル・サイエンス企業であるRoyal DSMと、サステナブルでイノベーティブなスペシャルティケミカルを展開するClariantは、DSMがClariantの3Dプリンティング事業を部分的に引き継ぐことで合意した、と発表しました。この合意により、DSMはお客様の多様なアプリケーションニーズに対し、より多くのフィラメント・ペレットによるラピッドプロトタイピング・製品開発ソリューションを提供できるようになります。

工業製品の生産におけるアディティブマニュファクチャリング(積層造形、3Dプリンティング)技術の導入事例が急激に増加している中、既存の製品ポートフォリオや製造プロセスと整合する材料を使用したい、というニーズも増えてきています。DSMのフィラメントおよびペレットに関する優れた技術や実績に、Clariantが培ってきた3Dプリンティング材料に関する知見を加えることで、市場ニーズに基づいた高性能なフィラメントとペレットを、お客様のニーズに即応できる形でご提供が可能です。

今後、両社技術の統合により、DSMはエンジニアリンググレードのフィラメント、ペレット、およびパウダーの製品ポートフォリオを強化します。また、独自のコンパウンド生産方法により、フレキシブルかつスピーディーな市場主導型製品開発を進めてきたClariantチームの知見を活かすことで、顧客のアプリケーションニーズに合わせたより迅速な製品改良が可能となります。今回の取引には、Clariantの3Dプリンティングチームの一部、選別されたエンジニアリンググレードのフィラメント・ペレット材料ポートフォリオ、開発パイプライン、顧客、パウダー開発の知見、少量バッチ生産の迅速な立ち上げのための小規模生産ラインが含まれています。

DSMアディティブマニュファクチャリング部門 バイスプレジデントであるHugo da Silvaは次のように述べています。「Clariantから専門知識や経験が豊かな新しいチームメンバーを迎え入ることで、DSMのアディティブマニュファクチャリングソリューションを拡充でき、非常に嬉しく思います。DSMとClariantは、お客様のニーズや課題を熟知し、共有しており、また両社の専門知識、ノウハウおよび製品ポートフォリオは相互補完的な関係にあります。DSMは、Clariant の3Dプリンティング材料事業を統合することにより、より幅広い材料ポートフォリオをもって、市場ニーズに即応しつつ、製造業におけるアディティブマニュファクチャリング技術の新たな可能性を追求していきます。」

Clariantのサステナビリティトランスフォーメーション ヘッドであるRichard Haldimannは次のように述べています。Clariantは戦略を徹底的に検討した結果、3Dプリンティング材料事業はもはや当社の戦略のコア領域ではない、と結論づけました。当社は、3Dプリンティング市場に対して引き続き高品質の樹脂添加剤や難燃剤を提供し続けます。お客様が成功し続けるうえで、DSMが3Dプリンティング材料事業の新たなオーナーとなることは理想的であると確信しています。DSMに統合される3Dプリンティング材料事業の成功を楽しみにしています。」

本リリースに関するお問い合わせ先

DSM株式会社 
広報担当:原田
tel:03-5404-8336

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