プレスリリース

DSM、動物性タンパク質の生産の環境フットプリントおよび収益性改善を推進するインテリジェント・サステナビリティサービス「Sustell™」を開始

2021年5月13日

栄養、健康、サステナブルな暮らしの分野で意欲的に活動するグローバルサイエンス企業であるRoyal DSMは、Sustell™ を発売しました。正確かつ、シンプル、かつ実用的な農場レベルでのソリューションの提供が可能で、動物性タンパク質生産の環境フットプリントおよび収益性の改善に貢献できる、この分野で初めてのインテリジェント・サステナビリティサービスです。Sustell™を通して、DSMは、サステナブルな動物性タンパク質の生産に向けての強固で達成可能な世界的変化を推進している、戦略的イニシアチブ「We Make It Possible (私たちはそれを可能にする)」を強化していきます。Sustell™は、このイニシアチブを具体化できるソリューションです。DSMは、デジタルおよびデータ駆動型のソリューションSustell™を利用し、輝く未来にむけて、素晴らしい畜水産業への変革を実現していきます。

DSMは、Blonk社と一緒にSustell™を開発しました。Blonk社は、食品および農業分野のライフサイクル分析 (LCA) と持続可能性パフォーマンスにおいて知られる独立した専門業者で、その分野のリーダーであります。Sustell™サービスは、DSMとBlonk社の専門家のチームから構成される「エキスパートセンター」と連携して、APSフットプリントツールとリンクしている最先端のインテリジェントプラットフォームです。 エキスパートセンターは、動物性タンパク質の生産者と提携しており、業界の平均とプロキシデータではなく、実際の農場と飼料のデータを使用し、動物生産の基本的な環境フットプリントを評価します。これにより、測定可能で、サステナビリティの改善に貢献する「what-if」モデルとして表現される、それぞれの事例に特有のシナリオを策定することが可能です。サステナビリティの実現に向けて新たな価値を創造すべく、Sustell™は、実際の農場データ、専門家の知識、オーダーメードの実用的なソリューションを利用した最新のサステナビリティ計算ツールであり、サステナビリティの価値を最大限に活用するための事業開発プロジェクトに繋げること、を可能にするソリューションです。

Sustell™は、検証されたプロトコル、計算方法論、および証明されたプロセスに基づいて構築された、国際標準を満たす世界的なサービスです。その正確で、世界的に認められた、比較可能な分析および結果を通して、以下のような動物性タンパク質のバリューチェーンにおける環境影響評価、介入および改善を提供します:

  • 国際的に認められているFAO LEAP (家畜環境評価とパフォーマンス) と製品環境フットプリントカテゴリー規則(PEFCR) に準拠している。IPCCからの計算ガイドラインに従っており、ISO 14040/44に準拠。アグリフットプリントデータベースおよびGFLI (グローバル飼料LCA協会) といった、信頼でき、かつ健全な食品、飼料および農業データベースの上に構築。
  • 国特有のデータを活かし、動物生産システムが詳細に規定されている17の世界最大の農畜産国をカバー。
  • 世界的な認識を提供している影響評価手法の環境フットプリント2.0に対応する、気候変動、資源利用、水不足、海水と淡水の富栄養化、オゾン層破壊などを含む、19の異なるカテゴリーの環境的影響を分析。また、影響評価システムである環境フットプリント2.0に対応し、結果はグローバルで共有。農場レベルの排出への深い知見により、Sustell™は、サステナブルな農場を認定し、推奨することで、より広範なバリューチェーンに貢献します。例えば、小売業者および金融機関は、動物性タンパク質の環境フットプリントに関するリスクと機会を客観的に管理できるようになります。また、Sustell™は、畜水産業者が、サステナビリティ対策に関する影響を財務実績上で正確に予測できるようにします。 

Blonkコンサルタント& BlonkサステナビリティツールのCEOであるHans Blonkは次のようにコメントしています。「私たちは本日、DSMと一緒にSustell™を発売することを嬉しく思います。これは、まさに知的なサステナビリティサービスで、Blonkのミッションそのものである、食料の世界的な生産と消費をより持続可能にするという課題に対処していきます。」

DSMアニマルニュートリション&ヘルス サステナビリティ&ビジネスソリューションズのバイスプレジデントであるDavid Nickellは次のようにコメントしています。「Sustell™ は、動物性タンパク質の環境持続可能性を測定、検証、および改善することの複雑さを、透明性を持って、科学的に、農場ごとに、システムごとに、単純化することにより、これまで不可能と思われてきたことを実現します。畜水産会社および関連するバリューチェーンの皆さまに、初めて、動物性たんぱく質の持続可能性を測定、比較、および改善するための強力なソリューションをご提供します。」

DSMアニマルニュートリション&ヘルスのプレジデントである Ivo Lansbergenは次のように述べています。地球の限られた資源内で2050年までに、約100億の人々に持続的に食料を供給するためには、私たちは新しい考え、技術およびビジネスモデルを適用しなければなりません。私たちは環境的影響について畜産農家を批判するのではなく、畜産の持続可能なフットプリントを改善するためのツールとシステムを提供することで、畜産農家を手助けしてサポートしなければなりません。Sustell™は事業および環境にポジティブな変化を実現し、すべての人々がより良い暮らしを実現する、という当社の想いを実現できるソリューションです。」 

Blonkコンサルタント& Blonkサステナビリティツール

Blonkは、アグリフードセクターで20年以上の経験を持つライフサイクル評価および持続可能性の分野における国際的なリーダーです。Blonkは、常に定量的で科学的な分析、利用可能な最高のデータおよび方法論に基づいて、アドバイス、データ (ベース) の開発およびオーダーメードのソフトウェアツールを通して、実用的な環境持続可能性の洞察を提供することで、現在および未来の世代のための持続可能で健康な惑星を作り出すことを目的としています。詳細な情報については、www.blonkconsultants.nl/?lang=enをご覧ください。

 

DSM – Bright Science. Brighter Living.™

Royal DSMは、栄養、健康、サステナブルな暮らしの分野において意欲的に事業を展開する目的主導型のグローバル企業です。DSMは、すべての人々の生活を豊かにすることを目指しています。ステークホルダーの皆様、すなわちお客様、社員、株主の皆様、そして社会全体に対して経済的、環境的、社会的価値を創出しつつ、自社の製品とソリューションを駆使し、世界で最も重大な課題の解決に取り組んでいます。DSMは、食品や栄養補助食品、飼料、パーソナルケアおよびアロマ、医療機器、環境に配慮した製品および用途、新たなモビリティとコネクティビティの分野においてイノベーティブなソリューションを提供します。DSMおよび関連会社の年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、社員数は約2万3,000名です。1902年に設立されたDSMは、Euronext Amsterdamに上場しています。詳細はwww.dsmjapan.comをご覧ください。

将来予測に関する記述

本プレスリリースには、DSMの将来の(財務的な)実績と状況に関して、予測に関する記述が含まれている場合があります。当該記述は、DSMの現時点での予想、推計、予測、および当社にとって現時点で入手可能な情報に基づいています。当該説明には予測困難な特定のリスクと不確実性が含まれるため、多くの要因により実際の業績と状況が当該説明と大きく異なるものになる場合がある点につきご留意ください。DSMは、本プレスリリースに記載された将来予測に関する記述について、法律により義務付けられる場合を除き、最新情報を提供する義務を負いません。

 

* 本リリースは2021年5月6日に DSM 社から発表されたプレスリリース「DSM launches Sustell™, an intelligent sustainability service to drive improvements in the environmental footprint and profitability of animal protein production」を抄訳したものです。本リリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

本リリースに関するお問い合わせ先

原田 愛 (Ai Harada)

DSM 株式会社
広報担当:原田
tel:03-5404-8336
email:ai.harada@dsm.com