プレスリリース

DSMエンジニアリングマテリアルズ、2022国際ロボット展に出展 ~協働ロボット開発・製造における樹脂化のメリットを訴求~

2022年3月8日

DSMエンジニアリングマテリアルズは、日刊工業新聞社が主催する世界最大級のロボットトレードショーである2022国際ロボット展(3月9日~12日開催)に出展し、次世代産業用協働ロボットメーカーが直面する課題解決に貢献する高性能樹脂のワンストップショップ ソリューションをブース展示にてご紹介する予定です。DSMエンジニアリングマテリアルズの熱可塑性樹脂を射出成形プロセスにより加工することで、より費用対効果が高く、より軽量で動きが早く、より安全でありながらエネルギー効率の高い協働ロボット部品を製造することができます。DSMエンジニアリングマテリアルズの材料ソリューションは、構造部品、ギヤドライブ、電動モーター、センサー、コネクター、ケーブルジャケット、グリッパーなどの開発・製造に最適です。
 

DSMエンジニアリングマテリアルズの熱可塑性樹脂は、人間と協力しながら働くことができる協働ロボットをより安全に稼働し、作動エネルギー効率改善によって、より速い作業を行うために最適な材料です。DSMエンジニアリングマテリアルズの材料ソリューションにより、部品の機械的性能を損なうことなく、金属を代替することが可能です。高い流動性と優れた工程能力を誇る熱可塑性樹脂材料は、金属部品を20~30%軽量化することができます。

DSMエンジニアリングマテリアルズは、2022年3月9日から12日に東京ビッグサイトにて開催される2022国際ロボット展(iREX)に出展し、高機能樹脂のワンストップショップ ソリューションをご紹介します。

主な展示物:

  • 高機能樹脂を使用した協働ロボット
  • 高機能樹脂(射出成形された熱可塑性コンポジット)で作成した協働ロボットアーム
  • 波動歯車減速機、樹脂製サーキュラースプラインなどのさまざまな協働ロボット部品
  • 減速機のノイズ比較: 金属 対 樹脂

また、3月11日(金)13:30~14:10に、DSMエンジニアリングマテリアルズ 用途開発マネージャー 柿澤将基が、材料メーカーが実現する~サステナブルな「人とロボットの協働環境」~ と題し、協働ロボットに求められる軽量設計とコストの合理化の実現に向けた設計思想とアプローチについてご紹介します。
 

樹脂への代替時におけるお客様のサポート

設計仕様や製造工程に適していない材料への投資は、財務損失や製品の上市遅延を引き起こすような追加設計が必要となる可能性があります。DSMエンジニアリングマテリアルズは、お客様の協働ロボットのアプリケーションニーズ、例えば、構造サポート、ギヤドライブ、電動モーター、センサー、コネクター、ケーブルジャケット、グリッパー、などに最適な材料をご提供できます。

  • DSMのXytron™ PPS と ForTii® PPAは、高い信頼性が求められる構造部品の製造に適しており、比較的費用が高く重量があるアルミニウムを代替することが可能です。
  • Stanyl®PA46およびEcoPaXX® PA410は、協働ロボットのギヤドライブ システム用途において、軽量化やコスト削減に貢献します。柔らかい感触で、耐温度性、柔軟性に優れたArnitel® TPUはバンパー、ケーブルジャケット、グリッパーに最適です。
  • 協働ロボットのコネクター用途向けには、Stanyl® PA46、Akulon® PA6、Arnite® PBTが適しています。これらの材料はすべて、リフローはんだ付け時の耐熱性が高く、薄肉設計における機械的強度に優れています。また、優れた電気的耐久性と精度に優れ、ほこり、湿気、化学物質による汚染を防ぐことができるため、センサーの設計にも使用されています。
     

二酸化炭素の排出量削減に貢献する植物由来の材料

サステナビリティが購入の意思決定に大きく影響するようになってきています。そのため、環境に配慮したソリューションを提供する協働ロボットを開発・製造する企業は、競争優位を確立することができます。DSMエンジニアリングマテリアルズは、2030年までに全製品群において植物由来材料またはリサイクル材料を上市することにコミットしており、すでに、特定の製品群の主要製品においては、植物由来材料またはリサイクル材料を上市しています。


DSMエンジニアリングマテリアルズについて
DSMエンジニアリングマテリアルズは、科学を活用して、人と動物のより良い健康、そしてより健全な地球を目指す、グローバルなパーパス(目的・使命)を事業戦略の礎とするRoyal DSMのビジネスグループです。DSMのパーパスは、現在そして未来世代の、すべての人々の暮らしをより豊かにすることです。DSMの製品とソリューションによって、顧客、従業員、株主、社会全体のすべてのステークホルダーに対して経済的・環境的・社会的な価値を創出しつつ、同時に世界が直面する重要な社会課題の解決に取り組んでいます。DSMおよび関連会社の年間の純売上高はおよそ100億ユーロで、社員数は約23,000名です。1902年に設立されたDSMは、Euronext Amsterdamに上場しています。詳細はwww.dsmjapan.comをご覧ください。


将来予測に関する記述
本プレスリリースには、DSMの将来の(財務的な)実績と状況に関して、予測に関する記述が含まれている場合があります。当該記述は、DSMの現時点での予想、推計、予測、および当社にとって現時点で入手可能な情報に基づいています。当該説明には予測困難な特定のリスクと不確実性が含まれるため、多くの要因により実際の業績と状況が当該説明と大きく異なるものになる場合がある点につきご留意ください。DSMは、本プレスリリースに記載された将来予測に関する記述について、法律により義務付けられる場合を除き、最新情報を提供する義務を負いません。。

* 本リリースは2022年3月3日に DSM 社から発表されたメディアアラート「Learn about the advantages of using advanced thermoplastics to manufacture cobots—visit DSM Engineering Materials’ booth at IREX 2022を抄訳したものです。本リリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。

本リリースに関するお問い合わせ先

原田 愛 (Ai Harada)


DSMエンジニアリングマテリアルズ株式会社 
広報担当:原田
email:ai.harada@dsm.com